丸紅、ベトナムの工業団地開発・運営のAmata City Halong JSCの株式20%を取得

丸紅株式会社(8002)は、Amata City Halong JSC(ベトナム・クアンニン省、以下「ACHL」)の株式20%を、Amata VN Public Company Limited(タイ・バンコク、以下「Amata VN」)より取得し、ベトナムにおける工業団地の開発・運営に参画した。

丸紅は、国内外のネットワークを通じて、ライフスタイル、情報・不動産、その他の広範な分野において、輸出入及び国内取引の他、各種サービス業務、内外事業投資や資源開発等の事業活動を多角的に展開している。

ACHLは、Amata City Halong工業団地(ベトナム・クアンニン省、以下「アマタハロン工業団地」)の開発・運営を行っている。

アマタハロン工業団地は、ベトナム北部でも発展が著しいクアンニン省に位置し、電子・電気機器、EVを含む自動車関連、工作機械といった産業を中心に日本、韓国、台湾、欧州から製造業が進出している。

Amata Corporation Public Company Limited(以下「Amata」)は、東南アジアで多数の工業団地の開発・運営に取り組む、タイの大手工業団地ディベロッパー。

Amata VNは、ベトナムにおける工業団地の開発・運営を行う。Amataのグループ会社。

株式取得の目的

丸紅は、1980年代からアジアの工業団地開発・運営に取り組み、これまでにアジア5か国で、総面積約2,500haの開発・運営実績がある。

アマタハロン工業団地においては、2021年4月にACHLと販売代理契約を締結し、企業誘致に取り組んできた。本事業では、丸紅の30年以上の開発・運営により蓄積した環境負荷低減やデジタル化の取り組み・知見と、Amataが持つベトナムにおける工業団地の開発・運営ノウハウを掛け合わせ、入居企業が効率的かつ環境に配慮した生産活動を行えるサービスを提供していくとともに、周辺地域の雇用創出やベトナムの経済発展に寄与していく。

丸紅は、今後も工業団地の開発・運営を通じて、エネルギーや環境、安全などの社会課題をテクノロジーにより解決するとともに、人々の暮らしに配慮した質の高い「次世代産業基盤」の構築を実現し、進出国での技術移転・人材育成、産業・雇用基盤の創出に貢献していくとした。

総合・その他専門卸業界のM&A・事業承継の動向はこちら
(提供:日本M&Aセンター

無料会員登録はこちら