大木ヘルスケアホールディングス株式会社(3417)は、株式会社ワンインチ(東京都渋谷区)と資本業務提携契約を締結した。
大木ヘルスケアホールディングスは、グループ会社の経営管理及びそれに付帯する業務を行う。
ワンインチは、カンナビジオール(Cannabidiol、以下「CBD」)のスタートアップ企業。CBD原料輸入、OEM受託、CBD製品製造販売、CBD製品支援事業、エキスパート型コンサルティング事業を行う。
資本業務提携の背景及び目的
日本におけるCBDを取り巻く状況は、大きく変わろうとしている。2023年末に、大麻取締法が制定以来75年ぶりに改正され、「一定の範囲に限り大麻の有効利用を認める一方で、不正使用を厳しく禁じる」ことになった。これに伴い、CBD市場は数年後に1,000億円規模に成長すると見込まれている。
市場黎明期からスタートアップ企業として様々な取り組みを行ってきたワンインチと、今後CBD市場の中心となるドラッグストアの中間流通を担ってきた大木ヘルスケアホールディングスは、CBDの認知度の向上、「CBDに対する正しい理解と正しい活用が健全な市場の発展には不可欠である」との共通認識をもって、CBD市場の拡大を狙う。
資本業務提携の概要
(1)CBD関連製品の共同開発及び製品販売
(2)第三者企業とのCBD関連製品の共同開発及び製品販売
(3)CBD関連製品の販路拡大にかかる協業
(4)「CBD安心安全スキーム(仮称)」の構築
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(提供:日本M&Aセンター)