札幌駅に潜むアートたち【北海道エリア】
札幌駅に潜むアートたち【北海道エリア】

皆さんこんにちは、学生ライターの「あやの」です。

地元で「サツエキ」と呼ばれ親しまれている「札幌駅」。
実はここには、たくさんのアートたちが潜んでいることをご存じですか?

JR札幌駅に建築されたJRタワーの開業にあわせて、「ビルをアート作品で飾ろう」というプロジェクトが2003年にスタートしました。

公募で集まった作品たちが、あちこちに置かれています。 今回は、その中でも2作品をご紹介します。

JR札幌駅に潜むアートたち

『妙夢』

まず紹介するのは、『妙夢』です。
イタリア産の大理石でできた、白く丸いオブジェ。

幅4m、高さ2.6mという大きさを誇り、イタリアからそのままの形で運ばれたそうです。
このオブジェは、JR札幌駅の西コンコース1Fに設置されております。

彫刻家である安田侃さんは、北海道美唄市出身。

有名な洞爺湖にもその作品が置かれております。
さらに、北海道美唄市には「安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄」という美術館が。
そこでは安田侃さんの作品を十分に満喫できます。

『Legs“旅人の残像”』

つづいてはこちら、『Legs“旅人の残像”』。

「足のところで待ち合わせだよ」
と地元の方同士でやりとりをした経験があるのではないでしょうか。

そう、このオブジェは足の形なんです!

ステンレスでできたこのオブジェは、1階東コンコースに置かれております。
こちらも高さは2.5mという大きさ。

これを制作した浅見和司さんは、千歳市・石狩市・滝川市などのモニュメント制作も手がけました。

さらに、新潟県の「大地の芸術祭」という最大50万人以上来場した芸術祭に出品しております。
ただし、現在浅見和司さんの作品は公開されておりませんので、ご注意ください。

おわりに

いかがでしたか?

「あー、あれね」となった方も、「そんなのあったんだ」となった方も。
ぜひご自身の目で確かめてみてくださいね。

新しい発見があるかもしれません。

参考

「安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄」公式HP
https://www.artepiazza.jp/
札幌散策:野外彫刻を楽しむ小さな旅「04JRタワー」
https://artpark.or.jp/sansaku/picnic/picnic04.html
Yahoo!ニュースJAPAN「あなたの知らない札幌《JR札幌駅》前編 溢れんばかり芸術作品」
https://news.yahoo.co.jp/articles/440c798ef9792b67134f19b9a2410e0350aa3678
大地の芸術祭公式HP
https://www.echigo-tsumari.jp/