JA三井リース、米国小口リース・ファイナンス専業会社Oakmont Capital Holdings, LLCの買収

JA三井リース株式会社(東京都中央区)は、米国関係会社である JA Mitsui Leasing USA Holdings, Inc.(米国 ニューヨーク州)を通じて、Oakmont Capital Holdings, LLC (米国 ペンシルベニア州、以下「OCS」)を全出資持分の取得により 100%連結子会社化した。

JA三井リースは、賃貸事業、割賦販売事業、各種ファイナンス事業、その他付帯事業を行う。

OCSは、米国内の中小企業向けの設備投資に係るファイナンスサービスの提供事業を行う。

出資の背景・目的

JA三井リースグループは、中期経営計画「Real Change 2025」において「北米を中心とした海外事業展開の強化」を重点施策として掲げ、米国における総合リース会社としての事業展開を進めている。

OCS は米国にて 25 年以上に亘って小口リース・ファイナンス事業を展開しており、JA三井リースグループの更なる北米事業基盤の強化に向けて、JA三井リースグループの傘下に OCS が加わることが最適であるとの結論に至った。

Oakmont Capital Holdings, LLC は、1998 年に設立された米国の小口リース・ファイナンス事業会社であり、米国内の中小企業向けの設備投資に係るファイナンスサービスの提供を行っている。OCS では独自の営業ネットワークや経営メンバーの長年の業界経験や知見等を強みに、更なる事業規模の拡大を目指す。

OCS は今後、JA三井リースグループの米国における小口リース・ファイナンス事業を担っていく予定。OCS とJA三井リースグループにて連携し、営業推進等を進めることで、更に付加価値の高いサービスの提供を目指す。
なお、出資持分取得後も引き続き、現経営陣が OCS の経営を担っていく。
(提供:日本M&Aセンター

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