三井住友フィナンシャルグループ、SMBCコンシューマーファイナンスを三井住友カードの完全子会社として再編

株式会社三井住友フィナンシャルグループ(8316、同社グループを総称して「SMBC グループ」)は、完全子会社である、三井住友カード株式会社(東京都江東区)および、SMBC コンシューマーファイナンス株式会社(東京都江東区、以下「SMBCCF」) について、三井住友カードの完全子会社としてSMBCCFを再編することを決定した。

なお、本グループ再編の実施時期は 2024 年度下期を目途とし、適用される法令等の範囲内で、かつ法令等に基づき必要とされる手続がある場合には当該手続が完了した上で実施されることが前提となる。

再編の背景

個人向けファイナンス市場では、近年、プラットフォーマーや大手携帯キャリア等の異業種参入が相次いでおり、豊富な顧客基盤とスマートフォンを通じたデジタルサービスの優位性を背景に、業容を大きく拡大している。

また、こうしたデジタルプレイヤーの台頭により、従来、専業 消費者金融、銀行カードローン、クレジットカードキャッシング・リボ、信販等に分かれていた 個人向けファイナンス市場の垣根がなくなりつつある状況である。

SMBC グループのリテール事業部門では、2021 年 4 月に決済・ファイナンス本部を設置し、三井住友カード主導によるグループ一体運営強化により、垣根を超えたサービス提供体制の構築を進めているが、その一環として、今般、専業消費者金融大手のSMBCCF と、Olive をはじめと する商品開発やマーケティングに強みを有する三井住友カードとの一体運営を強化する。

銀行等業界のM&A・事業承継の動向はこちら
(提供:日本M&Aセンター

無料会員登録はこちら