直感型メタバース「Open Metaverse Portal(OMP)」を開発する株式会社アシスは、佐賀大学医学部看護学科の鈴木智惠子教授を代表とする研究グループとの共同研究契約締結を発表した。
本締結により、Open Metaverse Portaのプラットホームを活用して、佐賀県内の災害支援をモデルケースとし、全国で発生する災害・防災関連に対応したシステム及びコンテンツの共同研究を行うなど産学連携を実行するとしている。
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取組みの背景
コロナ禍の影響による心理的回避による“在宅“避難が増加しているなか、佐賀県では2019年、2021年と二度に亘って水害に見舞われたが、自治体からの避難指示があっても、早期に主体的に避難所へ避難する人が少ない現状があった。
そのため、災害支援を目的とした、心や身体などソフト面における共同研究に取り組み、メタバースを活用した支援人材の体制強化、その教育ならびに住民への避難場所の認知や施設活用におけるメリットなどを啓蒙するコンテンツを開発する。
研究内容
佐賀県内および全国の大規模の災害時に住民の安心・安全な生活を守るための心や身体のソフト面での災害支援コンテンツおよびシステム開発
■連携団体 ※敬称略
◎共同研究メンバー:
・国立大学法人佐賀大学 医学部看護学科・教授 鈴木 智惠子(代表)
・東京工科大学 医療保健学部臨床工学科・教授 田仲 浩平
・国立大学法人佐賀大学 全学教育機構・特任講師 米満 潔
・国立大学法人佐賀大学 医学部看護学科・助教 大坪 美由紀
「Open Metaverse Portal」とは?
「リアルツインメタバース」と呼ばれる大都市適合型仮想空間とは異なり、点在する地方の観光資源や店舗、情報などを一つにまとめたフロアマップ型メタバース。
ベースランドと呼ばれる街の中には、街の象徴となるランドマークが置かれ、周囲に住民たちの建築物が並ぶため、都市連動型仮想空間をより構築しやすい構造となっている。
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会社概要
株式会社アシス
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