ノジマ子会社、有料衛星放送事業等を譲受け

株式会社ノジマ(7419)の連結子会社であるAXN株式会社(東京都渋谷区)が100%出資するAKエンタテインメント株式会社(東京都渋谷区)が、株式会社ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(東京都港区)の保有する株式会社アニマックスブロードキャスト・ジャパン(東京都港区)及び株式会社キッズステーション(東京都港区)の発行済株式のうち保有分を含む両社(アニマックス、キッズステーション)に係る子会社管理業務をSPEJがSPEJの100%出資する新会社(株式会社AKメディア)に吸収分割の方法により承継し、その承継した新会社の発行済株式の全てを譲り受けることについて決議を行い、AKエンタテインメントとSPEJを当事者とする株式譲渡契約を締結した。

AXNは、AKエンタテインメントを通じて、新会社の発行済み株式を取得し、同社が株式を保有するアニマックスおよびキッズステーションが運営する有料衛星放送事業を承継することについて合意し、上記株式譲渡契約を締結した。

AKエンタテインメントは、チャンネル「アニマックス」「キッズステーション」による放送事業等の運営管理を行う。
アニマックスブロードキャスト・ジャパンは、アニメーションの放送事業 アニメーション番組の企画、制作、原作権取得 等を行う。
キッズステーションは、放送事業(こども・アニメ専門チャンネルの運営) 広告メディア事業を行う。
新会社となるAKメディアは、チャンネル「アニマックス」「キッズステーション」の放送事業を行う予定。

AXNは、海外ドラマチャンネル「アクションチャンネル」、ミステリードラマ専門チャンネル「ミステリーチャンネル」及び洋画専門チャンネル「ザ・シネマ」の3つのチャンネルを運営。

一方、アニマックスは、新旧を問わない多彩な人気アニメのほか、アニマックスだけのオリジナル制作番組、オリジナルアニメなどを放送する他、様々なイベントや、コラボレーションカフェのプロデュースなどアニメカルチャーを通じたエンタテインメントを提供しており、キッズステーションは、こどもに大人気のアニメシリーズ、劇場版やテレビスペシャルなどの長編作品、またオリジナル制作番 組やYouTube、イベントを提供する。

今回の株式取得により、拡大するアニメ市場と次世代を担うこどもの知的好奇心を育む事業領域にチャンネルを拡大し、既存の3チャンネルとのシナジーの創出を図りながら、より多くの顧客の期待に応える魅力あるチャンネル構築を進めていく。

また、両社がスカパー様やCATV局などを通じて全国・地域に幅広く番組を発信する有料放送事業を基盤に、ノジマの家電専門店をはじめとしたリアル店舗、通信、インターネットの事業領域を組み合わせることでグループ間のコラボレーションを生み出し、より一層充実した優良なサービスの提供を通じて更なる事業の拡大に取り組んでいく。

・今後の予定
株式取得日 2024年4月1日(予定)

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(提供:日本M&Aセンター

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