JR九州電気システム、鉄道信号工事業の昭和テックスを買収

JR九州電気システム株式会社(福岡県福岡市)は、株式会社昭和テックス(福岡県古賀市)の全株式を取得し子会社化した。

JR九州電気システムは、JR九州グループの建設セグメントの一員として、主に鉄道電気工事を通して、列車の安全・安定運行と地域の発展に貢献してきた。通信事業や発電事業などの新しい分野への事業拡大にも積極的に取り組む。

昭和テックスは、1949年に創業し、鉄道信号工事業を中心に鉄道のレール周りの工事に長年携わってきた。「人にもレールにも優しい」材料や工法を目指して信号保安装置用品(レールボンド)製造事業及びレールめっき事業へ参入し、九州内外の鉄道事業者から独自の技術力について高い評価を受けている。

今回の株式取得により、鉄道工事施工体制の強化を図るとともに、更なる売上拡大にも取り組む。今後は両社の人材や顧客基盤を活用し、鉄道電気工事においてものづくりから施工・保守までを一貫して提供することで、九州内外における鉄道の安全・安定運行及び地域の発展への貢献を目指す。
(提供:日本M&Aセンター

無料会員登録はこちら