FDK、三徳から中国包頭三徳電池材料の株式を取得

FDK株式会社(6955)は、株式会社三徳(兵庫県神戸市)の子会社である、包頭三徳電池材料有限公司(中華人民共和国内蒙古自治区包頭市、以下「BSBM」)の三徳出資持分の全てを取得することについて決定した。

FDKは、乾電池・充電池およびエレクトロニクス関連の素材・部品とそれらの応用製品の製造および販売を行う。

BSBMは、電池材料、希土合金の生産と販売。電池材料、希土合金とその原料の貿易、タングステン・モリブデン製品、コランダム製品、アルミナ原料、グラファイト製品用副材料に関する貿易を行う。

FDKグループは、中期事業計画「R2(2023-2025 年度)」において、ニッケル水素電池事業を既存三大事業の一つとして位置付ける。今後、同事業の基盤強化を図る上では、主要原材料である水素吸蔵合金の安定確保が必要不可欠とする中、 BSBM の出資持分取得により、BSBM で培われた水素吸蔵合金の製造・開発に関する技術と当社が持つニッケル水素電池の開発力、販売網を融合することにより、競合他社との更なる差別化を図る。

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(提供:日本M&Aセンター

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