グローリー,Glory Global Solutions,Acrelec Group S.A.S.,クロスボーダー,子会社化,株式譲渡
(画像=PIXTA)

グローリー株式会社(6457)は、連結子会社であるGlory Global Solutions (International) Ltd.(イギリス ベイジングストーク市)がセルフサービスキオスク機器の製造・販売会社であるAcrelec Group S.A.S.(フランス サンティボデヴィーニュ市、アクレレック社)の発行済株式を取得する契約を締結することを決定した。
取得価額は、約240億円。取得割合は、80%となる。

業務用・産業用機械製造業界のM&A

グローリーグループは、『長期ビジョン 2028』において“人と社会の「新たな信頼」を創造するリーディングカンパニーへ”を掲げ、その実現に向けた最初のステップとして「2020中期経営計画」を推進している。そのなかで、海外事業のさらなる拡大を重要な戦略と位置付け、積極的に経営資源を投入している。

アクレレック社は、ヨーロッパを中心とする19か国に拠点を持ち、セルフサービスキオスクに関するハードウェア・ソフトウェアの開発から生産、販売、保守、コンサルティングサービスまでを一貫して行っており、15年以上にわたり、世界的なクイックサービスレストランや小売事業者等にサービスを提供している。

本件M&Aにより、セルフサービスキオスク、 モバイルオーダシステム等を通じて利用者に最適なカスタマーエクスペリエンス等を提供し、さらに快適な自働化社会の実現に向けた取り組みを加速させる。さらに、海外事業においては金融市場およびリテール市場にセルフサービス関連分野が加わることにより海外事業の拡大を図る。

●今後のスケジュール
取締役会決議 2020年1月31日
株式売買契約締結日 未定(関係法令上の手続の完了後)
株式引渡期日 未定(関係各国の規制法令上の認可等の取得後)

(提供:日本M&Aセンター

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