スノーピーク(7816)は、株式会社VIRTUALTEK(韓国ソウル)との間で、資本業務提携の締結を決定した。
取得価額は、287,208,047円。株式保有割合は6.6%となる。
スノーピークグループは、「海外展開強化」「体験事業強化」を重点項目として活動し、ハイエンドなアウトドアブランドとしての認知を獲得してきた。中期経営計画の推進に向け、北米、欧州に加え、アジア地域での事業拡大を推進していく方針としている。
VIRTUALTEKは、ERPソリューションを主力事業として1994年に設立、2000年にKOSDAQ市場に上場している。近年は、新聞用紙製造用の古紙収集販売を主力事業とし、アパレル・スポーツ用品の開発・製造・販売、商標権などの知的財産権管理、ライセンス事業を開始し、売上拡大に向け体制を強化している。
本提携により、スノーピークは、Snow Peak Korea, Inc.による製品販売に加え、VIRTUALTEKが展開するスノーピーク商標を冠したアパレル製品販売という二軸で韓国市場における事業展開を拡大し、新たな顧客接点を開拓する。また韓国におけるアパレルを中心とした製品開発・販売を共同で行うことことにより、アジア地域での更なるブランド認知拡大とともに事業の拡大を目指す。
(提供:日本M&Aセンター)