ダイヘン、ドイツ溶接機メーカのローヒ・シュヴァイステクニック社を完全子会社化へ
(画像=安琦 王/stock.adobe.com)

株式会社ダイヘン(6622)は、Lorch Schweißtechnik GmbH(ローヒ・シュヴァイステクニック社:ドイツ バーデン=ヴュルテンベルク州、以下LORCH社)を完全子会社化することを決定し、ドイツにて持分譲渡契約を締結した。

ダイヘンは、変圧器、受変電設備、制御通信機器、分散電源機器、溶接機、切断機、産業用ロボット、プラズマ発生用電源などの製造・販売を行う。

LORCH社は、ドイツ国内シェア2位の溶接機メーカ。溶接機の開発、製造・修理、販売を行っている。

ダイヘンは、LORCH社買収により、同社が持つ西欧の販売ネットワークと大手ユーザへの直販体制を活かし、西欧でのダイヘン独自の接合機器の販売拡大を加速する。また、FAロボット事業においても、欧州事業強化策として買収したドイツのシステムインテグレータ(2019年度LASO tech社、2022年度Femitec社)を活用することで、LORCH社顧客が持つ多様な自動化ニーズに応える。

加えて、ダイヘンが2014年度に買収した溶接機器メーカであるVARSTROJ社が持つ販売ネットワークを活用した、東欧でのLORCH社製品の販売拡大も見込んでいる。

・今後の予定
持分譲渡実行日 2024年1月15日

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(提供:日本M&Aセンター

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