銀座キャンドルの名物メニュー「チキンバスケット」が復活、新東通信のキッチン付きラウンジ「おもしろキッチンDIS+H」で発表会
左から:新東通信の谷鉃也取締役東京代表、「Japanese Yoshoku TARO」料理長兼総合監修の岩本忠氏

新東通信は、東京本社オフィスを全面リニューアルし、新オフィスの2階にキッチン付きラウンジ「おもしろキッチンDIS+H(ディッシュ)」を新設した。8月30日には、同ラウンジを活用したイベントの第1弾として、9月7日にグランドオープンするレストラン「Japanese Yoshoku TARO」で、2014年に閉店した洋食店「銀座キャンドル」の名物メニュー「チキンバスケット」を復活販売することを発表した。イベントでは、「銀座キャンドル」3代目店主で、「Japanese Yoshoku TARO」の料理長兼総合監修を務める岩本忠氏が、ラウンジのキッチンで「チキンバスケット」を実演で調理してくれた。

銀座キャンドルの名物メニュー「チキンバスケット」が復活、新東通信のキッチン付きラウンジ「おもしろキッチンDIS+H」で発表会
「おもしろキッチンDIS+H」の内観

新東通信の新オフィス2階に新設されたラウンジ「おもしろキッチンDIS+H」は、日々のミーティングからイベント利用まで、さまざまな用途で利用できる空間であることに加え、キッチンを併設することで、食を通じて対面コミュニケーションを活性化させることを目指したスペースとなっている。「おもしろキッチンDIS+H」という名称には、新東通信の行動原理「何かおもろいことないか」と、事業方針「Diversity(多様性)」、「Integrity(統合性)」、「Specialty(専門性)」に加えて、キッチンでの食と対話を通じて社員の「Healthcare(健康管理)」に貢献したいという願いが込められているという。

銀座キャンドルの名物メニュー「チキンバスケット」が復活、新東通信のキッチン付きラウンジ「おもしろキッチンDIS+H」で発表会
新東通信の谷鉃也取締役東京代表

新東通信の谷鉃也取締役東京代表は、「今回、リブランディングプロジェクトの一環として東京本社オフィスを全面リニューアルしたのだが、コロナ禍で失われた対面コミュニケーションの機会を取り戻したいとの想いから、新たにキッチン付きラウンジを開設した。このラウンジは、ランチやカフェタイム、懇親会などで利用する他、社員はもちろん私自身もキッチンで腕をふるい、食を通じて社内の交流をさらに深めていく」と、キッチン付きのラウンジを新設した狙いを話す。「また、当社は名古屋と東京の2本社制でビジネスを展開しており、東京本社は銀座を拠点に成長してきた歴史がある。東京本社では、これまでもさまざまな企画で、銀座の飲食店支援を行ってきたが、今後は、このラウンジを『銀座の食文化を守り発信する基地』として、食品・飲食業界関係者のイベントスペースにも活用してもらう」と、銀座の飲食店の情報発信基地としての役割も担っていくと強調した。

銀座キャンドルの名物メニュー「チキンバスケット」が復活、新東通信のキッチン付きラウンジ「おもしろキッチンDIS+H」で発表会
「チキンバスケット」

そして今回、「おもしろキッチンDIS+H」を活用したイベントの第1弾として、9月7日にオープンするレストラン「Japanese Yoshoku TARO」による、「銀座キャンドル」の名物メニュー「チキンバスケット」の復活販売を発表した。「銀座キャンドル」は、1950年に銀座で創業し、三島由紀夫や川端康成、渥美清など文豪や著名人が通ったものの、2014年に惜しまれつつ閉店した伝説の洋食店。特に「銀座キャンドル」で評判を集めた「チキンバスケット」は、同店が初めて提供した逸品として知られており、歌手の美輪明宏氏からは「宇宙一」と称賛されたのだとか。

銀座キャンドルの名物メニュー「チキンバスケット」が復活、新東通信のキッチン付きラウンジ「おもしろキッチンDIS+H」で発表会
「Japanese Yoshoku TARO」料理長兼総合監修の岩本忠氏

「チキンバスケット」を復活販売するレストラン「Japanese Yoshoku TARO」の料理長兼総合監修を務めるのは、銀座キャンドル三代目店主で知られる岩本忠氏。「9月7日のグランドオープンに先立ち、こうした発表会の場を提供してもらえたことに感謝している。『チキンバスケット』は、銀座キャンドル閉店後も根強いファンがいるメニューで、期間限定で販売する際には、今でも多くの人が駆け付けてくれる。今回、『Japanese Yoshoku TARO』では、銀座キャンドルで人気を博したメニューなどを少量多品目で楽しめる『おまかせコース』(税別1万円)の中で、『チキンバスケット』を提供する。このメニューを通じて、日本の洋食文化の魅力を幅広い人に伝えていきたい」と、新店舗のオープンに向けて意気込みを語った。

銀座キャンドルの名物メニュー「チキンバスケット」が復活、新東通信のキッチン付きラウンジ「おもしろキッチンDIS+H」で発表会
ラウンジのキッチンで「チキンバスケット」を調理する岩本忠氏

イベントでは、ラウンジに設置されたキッチンを使い、岩本氏が「チキンバスケット」の調理を実演で披露してくれた。なお、イベントの第2弾として、10月3日には、銀座で長く愛されている名物「たまごサンド」を提供する喫茶店「みやざわ」と、1924年創業の精肉店を備えた老舗割烹「銀座 吉澤」がコラボして作る“究極のサンドウィッチ”を発表する予定。

[「Japanese Yoshoku TARO」店舗概要]
オープン日:9月7日(木)
住所:東京都港区元麻布3-10-6 1階 ラウレア元麻布
電話:03-6447-0297
営業時間:18:00~22:00
定休日:土曜日、日曜日、月曜日
メニュー:「おまかせコース(税別1万円)」のみの事前予約制

新東通信=https://www.shinto-tsushin.co.jp/