JDSC、メールカスタマーセンターの第三者割当増資を引受け、連結子会社化へ
(画像=MUNTHITA/stock.adobe.com)

株式会社JDSC(4418)は、メールカスタマーセンター株式会社(東京都港区)の第三者割当増資の引き受け、および連結子会社化について決定した。

取得価格は、アドバイザリー費用等も含め約2,225,600,000円。

本第三者割当増資は、メールカスタマーセンターの完全子会社化を目的としたもの。
メールカスタマーセンターは、本第三者割当増資の実行後に、既存株主が保有する普通株式全株について自己株式取得を行い、その結果としてJDSC議決権比率が100%となる。

JDSCは、東大発のAI企業。機械学習などを活用したアルゴリズムモジュールの開発とライセンス提供、ITシステムの開発・運用、データサイエンスに関する顧問・コンサルティングの事業を展開している。

メールカスタマーセンターは、ダイレクトメールの企画、制作、発送代行等を行っている。

JDSCは、本件M&Aにより以下の意義があると思慮した。

・AIソリューションプロバイダーから、AI×事業変革への挑戦 ・マーケティングを活用した変革とアップグレードへの布石 ・顧客基盤の獲得と連結業績への貢献

JDSCからは取締役および監査役を派遣し、ガバナンスを確保すると同時に、グループ全体のシナジー創出および企業価値向上に貢献する狙い。

・今後の予定
株式譲渡実行日 2023年10月2日
払込予定日   2023年10月2日

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(提供:日本M&Aセンター

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