キュラーズは、東京都在住の18~59歳男女で「直近5年以内にキャンプを1回以上行ったことがある人」合計330名を対象に、「キャンプ用品の収納」に関する調査を実施した。この結果、約4年ぶりに感染対策制限のないキャンプハイシーズンとなる今年、キャンプ欲の高まりを実感しているキャンパーが6割以上にものぼることが判明。一方、高まるキャンプ需要の反面、キャンパーのおよそ3人に1人は、キャンプ用品の収納場所に困る「キャンプギア収納迷子」であることがわかった。そこで今回、アウトドアインフルエンサーのYURIEさんに「賢いキャンプギア収納術」を教えてもらった。
調査では、自宅のキャンプ用品を収納するスペースに対する満足度を聞いたところ、およそ3人に1人(27.8%)のキャンパーが、その収納スペースに不満を抱いている「キャンプギア収納迷子」であることが判明した。また、その「キャンプギア収納迷子」のキャンパーに対し、具体的に不足しているスペースを問うと、2畳未満と半数以上(50.6%)が回答。都内キャンパーにとって、自宅に追加で必要なキャンプ用品の収納スペースは、平均2畳程度ということがわかった。
自宅にキャンプ用品を収納するスペースを持つキャンパー(277名)に対し、キャンプギアの整理・収納にあたり検討していることを聞くと、約4割(39.6%)が「トランクルームの利用」と回答し第一位に。次いで、「市販の家具・収納用品の利用(37.1%)」、「自身で収納用品をDIY(34.6%)」という結果になった。また、トランクルーム利用検討層(111名)に対し、普段のキャンプのスタイルを伺うと、友人や家族同士、SNSを通じたキャンプ好きと一緒に楽しむ「グループキャンプ(45.9%)」が最も多い結果となった。
続いて、現在トランクルームを利用している、利用を検討しているキャンパー(206名)に、自宅とトランクルームでのキャンプ用品の棲み分けについて意識している(したい)ことを調査した。最も票を集めたのが「大型テントなどかさばるものをトランクルームに収納(50%)」、次いで「1軍アイテムは家で、2軍アイテムはトランクルームに収納(44.2%)」、「キャンプ用品は全てトランクルームに収納する(40.3%)」となった。
今回の調査結果を受けて、アウトドアインフルエンサーのYURIEさんに、かさばるキャンプギアの悩ましい収納を一挙解決する“賢い収納術”を聞いた。「今年は、新型コロナウイルス感染症の流行後、初めて感染対策制限のない中でのキャンプのハイシーズンを迎える。行きつけのキャンプ場が予約いっぱいということも増えてくると思う。個人的には、新たなキャンプ場を開拓してみたり、少し遠方の絶景キャンプ場を探してみたり、行ったことのない土地でキャンプするのもオススメ。今年はキャンプの回数が増えてくると思うので、シーズンに入る前に一度ギアの整理やメンテナンスをしてみるといいかもしれない。安全にキャンプを楽しんでほしい」と、まずはシーズン前にキャンプギアをチェックすることが大切とのこと。
「調査結果から、およそ3人に1人がキャンプギアの収納に頭を悩まされているとのことだが、キャンパーにとって収納スペースの確保は死活問題だと思う。自宅のスペースにびっしり詰め込むと、奥のモノがとりにくくメンテナンスをサボりがちになったり、見落として忘れモノが増えたり、買い足さないといけない消耗品の把握に苦労してしまう。そもそも物量が多すぎると管理をする気も失くしてしまいがちなので、家で管理するギアはスペースに対してゆとりを持てる量をオススメする。特に、シーズン物のギアは、キュラーズに代表されるようなトランクルームを活用することで自宅のスペースにゆとりを確保することができる。自宅での見せる収納など、見栄えを気にすることができるようにもなる。せっかくならカッコよく収納したいもの。ゆとりがあれば、新しいギアを買っても収納に困ることもない。またカビの生えやすい、コットンテントやコットンタープ等は、湿温管理が徹底されているトランクルームで保管できると安心」と、トランクルームを活用することで、自宅のキャンプギア収納スペースにゆとりを確保できると指摘する。
「高さが決まっているラックだとデッドスペースが生まれやすいので、高さ調節が可能なラックを使用するのがおすすめ。収納するモノを高さ別で分けて、収納していくことがコツ。また、奥行きがあるものをチョイスすると長さのある物も収納しやすい。高さをギリギリにし過ぎると湿気が溜まりやすくなり、取り出しにくくなるので少し間を空けるといいと思う」と、2畳程度の空間を最大限に有効活用できるキャンプギア収納テクニックを紹介。「キャンプ用品を収納する上で覚えておきたいポイントが、ラックや壁掛け収納を使って縦のスペースを活用すること。ラックや壁掛け収納を使うことで、多種多様なアイテムを整頓しつつ、床面積を抑えて収納することができる。また、キャンプ道具はサイズや形状がバラバラで、なおかつデリケートなアイテムも多く、そのままでは積み重ねて収納することができないものあるため有効。トランクルームの収納スペースについては、同じ1畳タイプでも幅と奥行きの比率が異なるものなどサイズバリエーションは様々。キュラーズでは、保管するモノに合わせて無駄のない最適なスペースを提案している。収納サイズガイドとして、HP上で収納アイテムや間取りから最適な収納サイズをシミュレーションすることができる」と、ラックを使うと縦のスペースを活用できるとアドバイスしてくれた。
「収納スペースの中でも、テントはこちら、シュラフはあちらとバラバラにしまっておくと、いざ出かけるという時に探す時間がかかってしまう。一緒に使うモノはひとまとめに『グルーピング』するのがポイント。キャンプで使うテントや折り畳み椅子のそばにシートなどをまとめておけばワンアクションで揃えることができ、当日の出発もスムーズになる。また、キュラーズなら、無料の専用駐車場を完備しており、早朝・深夜を問わず365日・24時間荷物の出し入れが自由にできる。館内は明るくセキュリティも万全なため、女性1人でも安心して利用できる環境が整っている」と、キャンプ当日の出発をスムーズにするコツも教えてくれた。
キャンパーのスタイル別に“賢い収納術”を聞くと、「グループキャンパーの人たちは、おしゃれでギアにこだわりがあるイメージがある。ロケーションによってテント等を使い分けたり、ヴィンテージのアイテム(ランタンなど)を収集している人も多いので、収納スペースが必要になってくるのだと思う。コレクション要素が高いギアとそれ以外でトランクルームを使い分けるとよいかもしれない」と、グループキャンパーはコレクション要素の高いギアを家に並べて、それ以外はトランクルームに収納するとよいとのこと。
「ファミリーキャンパーは、椅子やコット&マットなど、家族の人数分必要になってくるので収納スペースに悩む人は多いと思う。年に数回、家族行事のファミキャンをするという人たちにとっては、使う頻度よりも保管している日数の方が圧倒的に多いはず。また、家族分となると家のスペースを圧迫されがちなので、トランクルームに収納するのがおすすめ。家族4人だと、春用と冬用でシュラフが8枚になることも。シュラフは、保管する際に収納袋に入れっぱなしだとダウンの膨らみが戻りにくくなり性能を落としてしまうため、オフシーズンは大きな収納袋に入れてトランクルームで保管してほしい」と、ファミリキャンパーにはトランクルームの活用を推奨していた。
「アクティブキャンパーの人たちは、キャンプを宿泊手段とし、様々なアクティビティをして自然を楽しんでいるイメージがある。そのため、遊ぶフィールドが広範囲で、自転車、カヌー、カヤック、サップなどキャンプでマストなアイテム以外のかさばる道具を持っているので、出し入れのしやすさを意識できるとよい。例えば、ドアから1番奥側にラックを設置。小物系を見えるように収納して、ロードバイクなどの動かしやすい大物は手前に収納することで出し入れのしやすさをアップすることができる」と、アクティブキャンパーに最適の収納術を伝授してくれた。
キュラーズのトランクルームでは、自宅の収納スペースや生活スペースを犠牲にすることなくキャンプ道具を保管しておくことができるという。キャンプ用品が占有していた分、空いた自宅スペースを有効活用したり、広々とした快適な空間で過ごすことが可能になる。また、収納コンシェルジュが常駐するキュラーズ独自の「キュラーズ宅配サポート」を利用すれば、自宅やオフィス、外出先などから、スマホ1つで荷物の“収納+取り出し”が完結するとのこと。
さらに、キュラーズはトランクルームのために設計された専用ビルで、徹底した温湿度管理と万全のセキュリティ体制を整えている。キャンプ道具の中には高温多湿な環境に弱いアイテムや、直射日光に弱いアイテムなどがある。キュラーズでは空調を完備した清潔な館内で、大切なキャンプギアを安心して収納できる最適な環境を揃えている。
[調査概要」
調査対象:直近5年以内にキャンプを1回以上行ったことがあると回答した330名(18~59歳男女)
調査エリア:東京都
調査方法:インターネット調査
調査期間:6月9日(金)~6月11日(日)
キュラーズ=https://www.quraz.com/