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(画像=kohanova1991/stock.adobe.com)
(本記事は、児玉 克順氏(著)、fancomi氏(イラスト)の『世界でいちばんやさしい 教養の教科書[人文・社会の教養] (Re Seriesまなびを、もういちど。) 』=学研プラス、2023年2月24日刊=の中から一部を抜粋・編集しています)
西欧美術史の流れ
ー時代に合わせて求める美も変わるー
次は、西欧美術の流れを追っていきます。芸術思想を覚えるというよりも、理解を目的に読んでいきましょう。
①ルネサンスの芸術
ルネサンスは西欧の歴史的転換を象徴したもので、特徴は三点あります。「人間中心主義」「古典主義」「技術革新」です。
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(画像=『世界でいちばんやさしい 教養の教科書[人文・社会の教養] (Re Seriesまなびを、もういちど。) 』より)
②近世芸術
16~18世紀の近世芸術では、「バロック」「ロココ」「新古典主義」と続きます。ここでは流れと意味を把握しましょう。
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(画像=『世界でいちばんやさしい 教養の教科書[人文・社会の教養] (Re Seriesまなびを、もういちど。) 』より)
③近代の芸術
19世紀近代の芸術はロマン主義から始まります。それは市民革命や産業革命を経て個人の自由が拡張された時期と重なります。
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(画像=『世界でいちばんやさしい 教養の教科書[人文・社会の教養] (Re Seriesまなびを、もういちど。) 』より)
そこから近代の芸術は激しく反動をくり返します。
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(画像=『世界でいちばんやさしい 教養の教科書[人文・社会の教養] (Re Seriesまなびを、もういちど。) 』より)
④現代の芸術へ
20世紀の芸術は、モダンアートという名で呼ばれる様々な芸術活動から始まり、現代の大衆化された芸術に移行します。
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(画像=『世界でいちばんやさしい 教養の教科書[人文・社会の教養] (Re Seriesまなびを、もういちど。) 』より)
美術のお話はここまでです。次からは音楽に話を移行させていきますが、同じ表現でも美術と音楽で意味が微妙に異なることがありますので、理解を混同させないように気をつけてください。
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児玉 克順
1972年生まれ。現役専門予備校の老舗「市進予備校」、全国の加盟塾に配信される映像授業「ウイングネット」の現代文担当講師
fancomi
1980年生まれ。2004年A&A青葉益輝広告制作室入社。2010年よりイラストレーターとしてジャンルに捕われず幅広く活動中。2010年第3回グラフィック「1_WALL」ファイナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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『世界でいちばんやさしい 教養の教科書[人文・社会の教養] (Re Seriesまなびを、もういちど。) 』