さくら野百貨店、北上店を北上都心開発に承継へ
(画像=yong hong/stock.adobe.com)

株式会社さくら野百貨店(青森県青森市)は、百貨店事業のうち北上店に関して持つ権利義務を、新設立する株式会社いわて北上リテールマネジメントに承継させる新設分割を決定した。

その後、新会社の全株式は、2023年8月末に北上都心開発株式会社(岩手県北上市)が買収し、子会社化する。
北上都心開発は、2000年の開店より北上店が入居しているツインモールプラザを運営している。

なお、新会社とさくら野百貨店は商標等ライセンス契約を締結し、さくら野百貨店北上店はツインモールプラザさくら野百貨店北上店(仮称)として営業継続する予定。

さくら野百貨店は、近年のコロナ禍や電気料金の大幅値上げなど経営環境が厳しい中、北上都心開発とともに、地域とさくら野百貨店北上店のさらなる発展に向けた新たな事業関係やスキームについて協議を重ねていた。

協議の結果、新設分割による北上店の地域会社化(新会社)と、新たに商標等ライセンス契約を締結することが望ましいとの判断により本件に至る。
(提供:日本M&Aセンター

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