府道30号をなぜ泉州では「13号」と呼ぶ?【堺・泉州エリア】
府道30号をなぜ泉州では「13号」と呼ぶ?【堺・泉州エリア】

こんにちは!学生ライターのHarukiです!

いきなりですが、国道をその地域に住んでいる人が独特な言い回しをしていたりすることがあったりしませんか?

今回は、泉州地域にてなぜ、国道を別の言い方で表しているのかについて紹介していきます!

概要

堺市のハザードマップでは、「府道大阪和泉泉南線(13号線)」。

しかし、別の地図には「府道30号」と書いてあります。こちらの理由について堺市は、「市内の沿線住民は『13号線』と呼んでいるためです」と回答しています。

堺市を中心に、紛らわしい呼称が定着し、それを行政も公認しているのはなぜなのでしょうか?

13号線の呼び方が定着した理由

13号線の道の一部は大正時代には存在しており、可能性としては戦前に拡幅計画が策定され、13間道路という計画時の仮称または通称が沿線住民に広まって定着していたそうです。

その後、現代風に13号線に変化した、と考えられています。しかし、府道30号の番号が振られたのは1984年ではるかに新しく、昔ながらの「13号線」の呼び名の方が、古い住民には慣れ親しまれているのだとか。

おわりに

今回は府道の呼び名の謎を紹介していきました。
泉州地域にはまだまだ、その地域ならではの呼び名がまだまだありますので、ぜひ調べてみてください!