ファッションデザイナーコシノ一家と岸和田【堺・泉州エリア】

皆さんはじめまして!

ライターのほのみです。

九月に入り、風が心地いい夜もだんだんと増えてきましたね。

みなさんは少しずつ衣替えを始めていますか??

今回は岸和田を代表するファッションのレジェンド「コシノ一家」をご紹介します。


コシノ一家とは??

2011年の秋に放送された連続ドラマ小説「カーネーション」を御覧になった方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか??

そのドラマの主人公が日本を代表するファッションデザイナーの小篠綾子(コシノアヤコ)、そして同じくファッションデザイナーとなったコシノ三姉妹です。

小篠綾子は1913年に兵庫県で生まれ、3歳の時に岸和田に引っ越しました。

一生糸に関わる仕事に就けるように、食べ物に不自由しないように糸に麦を着けて綾子と名づけられたそうです!

実家は呉服業を営んでいましたが、自身は呉服のライバル的な存在の『洋裁』に惹かれるようになりました!

お父さんはすごい勢いで反対したそう・・・

女学校の中退、パッチ店、紳士服店、生地店で洋裁の修業を積み、

ついに!!

1934年岸和田市でミシン一台だけでコシノ洋裁店を開業!!

その後に、長女のヒロコ、次女のジュンコ、三女ミチコが産まれても、ミシンを止めることだけはありませんでした。

戦時中に夫を亡くしますが、戦後も岸和田で洋装店を経営しながら、

後に世界的なデザイナーとして活躍する娘三人を女手一つで育て上げました!

74歳の時には、「アヤコ・コシノ」ブランドを創設しました。


娘たちの思い詰まった「アヤコ食堂」

2019年、コシノ三姉妹が母親であるアヤコさんの名を冠した「アヤコ食堂」を生家である大阪・岸和田市にオープンしたそうです!🍴

三姉妹の

「空き家同然になってしまっている生家をどう生かしていくかがテーマである」

「岸和田観光のパワーになるといいな」

という思いから誕生した食堂。

「アヤコ食堂」は綾子さんの十八番だった卵焼きをはじめ、地元産の素材を用いた季節のお惣菜を中心としたメニューが並ぶそうです!!

いかがでしたか?

娘さんたちの思いから作られた食堂。とても素敵ですよね!

コシノ一家の絆の深さを知ることができました。

みなさんも岸和田を訪れた際は、是非足を運んでみてはどうですか?

最後まで読んでいただきありがとうございます!