小林製薬は、つらい排尿トラブルを改善する漢方薬「ボーコレン」ブランドから、加齢によって弱くなった膀胱粘膜を強くすることで、膀胱などの炎症による排尿痛や残尿感を改善する漢方薬「ボーコレンエージ+ 猪苓湯合四物湯錠」(第2類医薬品)(60錠)を3月29日から発売する。
「ボーコレン」は、2011年の発売以来、好評を得ているブランドとのこと。今回発売する「ボーコレンエージ+ 猪苓湯合四物湯錠」は、40代以降へ向けた製品となっている。つらい膀胱トラブルを改善する「ボーコレン」ブランドの知見や研究技術を生かして開発をした。
40代以降になると、加齢などが原因で膀胱粘膜が薄く、弱くなっているため、炎症が長引きやすいといわれている。猪苓湯合四物湯には9種類の有効成分から構成された漢方が含まれており、膀胱粘膜を強化し、排尿痛や残尿感を改善していく。
漢方薬は苦くて飲みにくいイメージがあるが、「ボーコレンエージ+ 猪苓湯合四物湯錠」は錠剤タイプのため服用しやすいという。
膀胱などの炎症には、尿道が短い等の人体構造上の理由によって、男性に比べ女性のほうが起こりやすいとされている。また、中高年女性の膀胱粘膜は女性ホルモンの低下でコラーゲンの分泌が減り、薄く、弱くなっているため、炎症が長引いたり、再発しやすかったりすることが知られている。
既存の「ボーコレン」は原因菌を押し流して、若年層に起こりやすい急性症状を改善する効果があるが、40代以降の中高年には改善につながらない側面もあった。今回の「ボーコレンエージ+ 猪苓湯合四物湯錠」は“膀胱粘膜強化作用”があるため、薄く弱った粘膜を強くして膀胱など炎症による排尿痛や残尿感といった症状(膀胱トラブル)を改善していく。
今後も小林製薬は、幅広い年齢層のニーズに合わせた製品ラインアップの展開によって、快適な日常生活をサポートしていく考え。
[小売価格]オープン価格
[発売日]3月29日(水)