2023年が始まって3ヶ月。今年度も間もなく終わり、新たな門出も目前だ。
THE OWNERでは今年度にヒットした記事を振り返る人気過去記事総まとめを特集。経営者が関心のある趣味やその経費について取り扱った記事の中で特に人気があった記事をピックアップした。
経営者にとって、趣味は仕事と同様にとても大切な意味があるもの。趣味がビジネスへもたらす効果や経費でどの程度まかなえるのかなどについて見ていこう。
1.ゴルフ接待はどこまで経費で落とせるのかわかりやすく解説 (2022/12/24 配信)
まずはゴルフ代金のうち、経費になるものとならないものを解説する。
接待目的のゴルフ代なら経費になる
接待目的のゴルフ代やゴルフコンペの参加費用は、接待相手が事業に関係のある者(取引先や顧客)であれば、その全額が接待交際費として、会社や個人事業の経費になる。 接待交際費として経費になるゴルフの費用とは、ゴルフのプレー代、ゴルフ場への交通費、ゴルフに伴う会食費などだ。
【接待目的のゴルフ代のうち経費にならないもの】
・業務の遂行上関係のない相手とのゴルフプレー代・交通費や会食費
・中小法人(期末の資本金等が1億円以下)で、すべての接待交際費のうち年800万円を超える部分(年800万円の代わりに「接待飲食費×50%」を上限とすることも可)
ゴルフ用品(ゴルフクラブやボールなど)も経費になる
ゴルフクラブやボールなどのゴルフ用品代が経費になるかどうかは、そのゴルフ用品の用途で判断される。
たとえば、……
2.ドライブで得られる3つのメンタル効果 (2023/03/14 配信)
ドライブで得られる効果の一つにリラックス効果がある。車の運転は、疲れるイメージがあるかもしれないが、少し工夫をすることで得られるリラックス効果は大きくなる。ここでは、特に「振動」と「音楽」から得られるリラックス効果をピックアップした。
振動から得られるリラックス効果
電車などの乗り物の振動には、リラックス効果があるといわれている。自動車にもその効果があり、特に信号がなく一定の速度で運転できる高速道路のドライブでは、癒やしの効果を得やすい。高速道路でなくても人や信号の少ない田舎の一本道でのドライブでもOKだ。ドライブの振動によるリラックス効果の正体は「1/fゆらぎ」(えふぶんのいちゆらぎ)にある。
「1/fゆらぎ」とは、自然に非常に普遍的に見られる現象のことだ。基本的に生体のリズムは、1/fゆらぎを持っているという。1/fゆらぎには、人間を心地よくさせる効果があり、高速道路のドライブは、そのゆらぎを得やすくなるのだ。
音楽を聴きながらも効果的
リラックスに適した音楽を聴きながらの運転も心を安定させる効果が期待できる。特に心臓のリズムと似ている「三拍子」かつアップテンポの音楽を聴くと……
3.経営者はなぜゴルフをするのか? ビジネスとゴルフの深い関係 (2023/03/16 配信)
一流ビジネスマンにとって、ゴルフは娯楽とビジネスを兼ねたスポーツである。数あるスポーツの中でなぜゴルフが特別視されるのか、まずは一流ビジネスマンが惹かれる理由を解説しよう。
ゴルフ会員権がステータスになる
名門と呼ばれるゴルフ場や、歴史があるゴルフ場には「会員制」のシステムが存在する。基本的には出資や預託金によって会員資格を得られるが、厳しい入会審査が設けられていたり、ほかの会員からの紹介が必要になったりする例も少なくない。
そのため、ゴルフ場によっては会員権を持っていることが、「人脈の広さ」や「社会的地位の高さ」の証明になる。もちろん、会員同士でコミュニケーションを図ることもできるので、情報共有や人脈作りの場としてもゴルフ場は役立つだろう。
コミュニケーションを取れる時間が長い
4人1組でゴルフをプレーする場合は、全18ホール(1ラウンド)を回るのに4時間ほどかかる。2~3人でも……
4.経営者に読書家が多いのはなぜ? 真似したい読書習慣やおすすめの本を紹介 (2023/02/19 配信)
経営者は多忙な日々を送っている。そうしたなか、わざわざ時間を割いて読書をする人が多いのはなぜだろうか。ここでは、主な3つの理由を解説する。
読書によって「経営センス」が磨かれる
経営センスの良さは、経営を繰り返すなかで生まれてくる「こうなればこうなるだろう」という論理の引き出しの多さだ。経営センスを磨くには、実際に現実世界で経営を繰り返すことが最適だが、実行するのは大変だろう。しかし読書なら日々本を読むだけで論理の引き出しが増えていく。経営センスを磨き続けたいなら毎日の読書でさまざまな論理に触れることが重要だ。
「答えのない課題」と向き合う力が育つ
会社を経営していると、さまざまな困難に立ち向かわなければならない。かつ、時代背景や経営状況などによって、判断が正しいかは大きく異なるだろう。しかもその困難は……
5.車を会社経費にするための条件は? 節税効果が高い入手方法やタイミングも解説 (2023/02/17 配信)
車両購入費などを損金計上する基準は、その車を業務で使用しているかどうかである。したがって、法人の経費対象になる車は次の2つに分けられる。
【1】業務のみ:法人名義の場合に限って、購入費用をすべて損金計上できる。
【2】業務+プライベート:業務に使用した割合で、損金計上できる額が決まる。
上記【2】においては、業務での使用を証明する領収書等が必要になるので注意したい。
経費対象になる車関係のコスト
上記の条件に当てはまる場合は、以下のコストも……
いかがだっただろうか。仕事と趣味の両立がいかに重要か伝わったものと思う。趣味を存分に自身のビジネスに生かせるように楽しむことを心がけたい。
文・THE OWNER編集部