丸紅が米国Cirba社の株式を取得し、リチウムイオン廃電池のリサイクル事業へ参画
(画像=UHDHDR/stock.adobe.com)

丸紅株式会社(8002)は、Cirba Solutions, LLC(アメリカ インディアナ州、以下Cirba社)の株式を第三者割当増資引受けにより、50百万米ドルで取得した。

丸紅は、大手総合商社。生活産業、素材産業、エナジー・インフラソリューション、社会産業・内外事業投資や資源開発など、事業を多角的に展開している。
脱炭素社会に向けた新たな取り組みとして、Cirba社と共同しリチウムイオン廃電池からニッケルやコバルト、リチウム等の希少金属を精製し、再生材料としてサプライチェーンに戻す循環型ビジネスを開発している。

Cirba社は、北米最大の廃電池リサイクル業者。
親会社であり環境サービス事業を営むThe Heritage Group(ザ ヘリテージグループ、以下、THG)と連携し、車載用、及びスマートフォン等に利用される民生用電池の回収を強化させている。

今回の出資により丸紅は、THGおよびCirba社との連携を強化し、チウムイオン電池に必要な希少金属の再生材料を安定供給する事で、環境負荷低減による脱炭素社会の実現を進める。

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(提供:日本M&Aセンター

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