2月21日(火)10:00〜11:15はサクラパックス株式会社 代表取締役社長の橋本 淳氏がご登壇しました。サクラパックス社は富山に拠点を置き、ダンボールや包装資材などの企画設計から製造及び販売を行う企業です。橋本氏は2008年に3代目として就任しますが、当時はリーマンショックの打撃もあり苦しい社内環境でした。そこで橋本氏はオリジナルの社員向け“バイブル”の作成や、社員の思考力を高めるための文化作りなど、独自の組織改革を実践しました。このような取り組みから、2020年の新型コロナウイルス流行時には社員から500件以上の製品アイディアが集まり、その中からダンボールで作られた飛沫防止カバーを開発しました。そのほかにも段ボールのパーテーションやベッドを医療機関に提供し、家族向けには身近な段ボールを利用し、竹とんぼやギターなどを誰でも簡単に家で作れる企画をスタートしたところ多くの反響を呼び、様々なメディアに取り上げられています。
今回は、橋本氏に経営理念を用いた組織改革、社員が能動的になる仕組みづくりについて伺いました。
こんな方におすすめ
- 組織文化の刷新や改善を検討している経営者の方
- 社員の生産性向上や自発的な組織づくりに悩んでいる経営者の方
- 能動的なチームづくりに興味があるビジネスパーソンの方
内容
『ユニークな段ボール製造で年商100億円 社員の「考える」力を向上させた3代目社長の組織戦略』ご講演
講師紹介
橋本 淳氏(サクラパックス株式会社 代表取締役社長)
1971年5月 富山県富山市生まれ。1994年3月 法政大学経営学部卒業。 1994年紙商社勤務(京都)、1995年から米国留学。 1996年11月サクラパックス株式会社入社。 専務、副社長を経て2008年5月、代表取締役社長に就任。現在14年目。 2011年日本青年会議所 副会頭を務め、防災担当として東日本大震災の復興に取り組む。 2022年 富山商工会議所 副会頭に着任。 社長就任後、旧態依然の企業体質にメスを入れ、理念ドリブンで組織を改革。徹底した業 務の仕組化とP D C Aで顧客本位の会社へ再生。トータルパッケージサービス企業として 事業領域を拡大、社会貢献事業も多く手掛け、売上94億円、社員316名の有望企業へ成長。