2020年度のヘアケア市場規模は前年度比97.1%の4,537億円
~新型コロナウイルス感染拡大で、店舗の営業時間短縮・休業による営業自粛などの影響から市場は減少~
株式会社矢野経済研究所(代表取締役社長:水越孝)は、国内のヘアケア市場を調査し、カテゴリー別の市場動向、参入企業の動向、また、将来展望を明らかにした。
ヘアケア市場規模推移・予測
2020年度のヘアケア市場カテゴリー別構成比
1.市場概況
新型コロナウイルス感染拡大で、店舗の営業時間短縮・休業による営業自粛など業態によって影響を受ける市場もみられ、2020年度の国内ヘアケア市場規模(毛髪業市場、植毛市場、発毛・育毛剤市場、ヘアケア剤市場の合計)は、事業者売上高ベースで前年度比97.1%の4,537億円となった。
2.将来展望
2021年度のヘアケア市場は、コロナ禍が収束していくとともに、内外の人や物の移動規制が緩和され、消費環境が改善されたことで回復傾向にあり、前年度比104.9%の4,759億円になると予測する。2022年度以降は平時並みに回復し、その後微増傾向で推移する見通しである。
調査要綱
1.調査期間: 2021年9月~11月 2.調査対象: ヘアケア市場参入企業、その他関連団体、業界団体等 3.調査方法: 当社専門研究員による直接面談(オンライン含む)、電話・e-mailによるヒアリング調査、ならびに文献調査併用 |
<ヘアケア市場とは> 本調査におけるヘアケア市場は、毛髪業市場、植毛市場、発毛・育毛剤市場、ヘアケア剤市場の4分野で構成される。このうち、毛髪業市場は、かつら・増毛および育毛・発毛サービスの提供やそれに伴う商品販売などを対象とし、ヘアケア剤市場にはシャンプー、リンス、トリートメントが含まれる。 |
<市場に含まれる商品・サービス> 毛髪業市場、植毛市場、発毛・育毛剤市場、ヘアケア剤市場 |
出典資料について
資料名 | 2021年版 ヘアケアマーケティング総鑑 |
発刊日 | 2021年11月26日 |
体裁 | A4 311ページ |
価格(税込) | 132,000円 (本体価格 120,000円) |
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