
ビットコインのNFTコレクションとして注目されるOrdinal Maxi Biz(OMB)が、新シリーズ「Black Eyes」をリリースしました。
同シリーズはパブリックミントにてわずか1分でミントされ、1日で約3億円(6.7百万ドル)を超える取引高を記録しています。
「Black Eyes」ミントの成功と市場の反応
「Black Eyes」は、Ordinal Maxi Biz(OMB)の追加コレクションとして3,750点のNFTが発行され、1点あたり0.021 BTC(約26万円)で販売されました。プライベートミントを経て、パブリックミントはわずか69秒で完売するという驚異的なスピードを記録しています。
この背景には、開発チームであるトニー・タフロ氏とZKシャーク氏による積極的なマーケット展開があると考えられます。特に、OMBの「Orange Eyes」シリーズの購入に4BTCを費やしたことで市場の注目を集め、フロア価格が0.06 BTC → 0.12 BTCと大幅に上昇しました。
その結果、今回の「Black Eyes」の発売とともにOMBの市場価値は急上昇し、24時間の取引高でNFTコレクション全体のトップに躍り出ました。

リリース直後、フロア価格は0.12BTCまで急騰しましたが、26日時点では0.028BTC付近を推移しています。
Ordinal Maxi Bizとは

Ordinal Maxi Biz(OMB)は、2023年3月にローンチされたビットコインNFTプロジェクトで、9,000点のPFPで構成されています。特徴的なのは、NFTの目の色が特定のビットコインブロックに紐づいている点です。例えば、青色の目はブロック78、緑色の目はブロック9といったように、各NFTの個性がビットコインの歴史と結びついています。
この独自性とアート性の高さから、OMBは2024年4月にクリスティーズでのオークションを成功させ、4作品が総額約73万ドル(約1億円)で落札されるという快挙を成し遂げました。これにより、OMBはビットコインNFTの文化的価値を確立したコレクションとして世界的に認知されることとなったのです。
今後、OMBはさらなるコレクションの拡張や、既存NFTのユーティリティ強化を進めていくと予想されており、ビットコインNFT市場が成熟する中で、どのような戦略を打ち出していくのか、引き続き注目が集まります。
参照情報・引用元
・https://magiceden.io/ja/ordinals/marketplace/omb |
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