【月刊】注目海外スタートアップ5選〜2025年2月〜

こんにちは、STARTUP LOG 運営事務局です!
今回は、2025年1月に資金調達を実施した海外スタートアップから注目の企業を業務内容とともにご紹介します。

※プレスリリース公開日順

AIと地質学の融合による鉱物資源探査【KoBold Metals】

【月刊】注目海外スタートアップ5選〜2025年2月〜

KoBold Metals Coは、AIと地質学の専門知識を融合させ、持続可能な鉱物資源の探査を推進する革新的な企業です。2018年にカリフォルニア州バークレーで設立された同社は、電気自動車や再生可能エネルギー技術に不可欠な重要鉱物の効率的な探査と発見に特化しています。同社の最大の特徴は、独自開発したAIプラットフォーム「Machine Prospector」を活用した高度な探査手法です。このシステムは、膨大な地質データ、衛星画像、土壌分析結果などを統合・解析し、従来の手法では見逃されがちな深部の鉱床を高精度で予測します。特に、ニッケルや銅とともに自然に発生するコバルトの潜在的な鉱床を示す地質学的パターンを判定する能力は、同社の強みとなっています。同社の差別化ポイントは、AIを活用した効率的な探査手法だけでなく、持続可能性への強いコミットメントにもあります。環境への配慮を重視し、責任ある資源開発を推進する姿勢は、投資家や業界からの信頼を集めており、実際にビルゲイツなどの著名人からの資金調達も実現しています。

・調達額:5億3,700万ドル(約846億7,764万円)

・ラウンド:シリーズCラウンド

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【月刊】注目海外スタートアップ5選〜2025年2月〜
【速報】海外版・資金調達情報〜1月6日〜
こんにちは、STARTUP LOG 運営事務局です!資金調達を実施した海外企業をご紹介します。※プレスリリース公開日順【Calo】 -バーレーン-調達額:2,500万ドル(約39億3,828万円)ラウンド:シリーズBラウンド...

「フラッシュセール」で差別化を図る ライブストリーミングECプラットフォーム【Whatnot】

【月刊】注目海外スタートアップ5選〜2025年2月〜

Whatnot Inc.は、2019年に設立されたライブストリーミングショッピングプラットフォームで、トレーディングカード、コミック、スニーカーなどのコレクターズアイテムをライブ動画を通じて売買できるサービスを提供しています。同社の特徴的な機能の一つに「サドンデスオークション」があり、最後の入札者がアイテムを獲得する仕組みとなっています。
Whatnotは最近、フラッシュセールと呼ばれる革新的な販売方法を導入しました。この方法では、売り手がカスタマイズ可能な時間制限付きの割引を提供でき、ライブストリーム中にカウントダウン時計が設置されることで買い手に緊張感を与える仕組みとなっています。この独自の販売方法により、Whatnotは他のeコマースプラットフォームとの差別化を図っています。

・調達額:2億6,500万ドル(約419億617万円)

・ラウンド:シリーズEラウンド

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【月刊】注目海外スタートアップ5選〜2025年2月〜
【速報】海外版・資金調達情報〜1月9日〜
こんにちは、STARTUP LOG 運営事務局です!資金調達を実施した海外企業をご紹介します。※プレスリリース公開日順【NomuPay】 -アイルランド-調達額:3,700万ドル(約58億5,123万円)ラウンド:シリーズBラウンド...

遺伝子工学でマンモス/ドードー鳥など絶滅種の復活を目指す【Colossal Biosciences】

【月刊】注目海外スタートアップ5選〜2025年2月〜

Colossal Biosciencesは、革新的なバイオテクノロジーと遺伝子工学を駆使して、絶滅した動物種の復活に挑戦する先駆的な企業です。2021年に遺伝学者のジョージ・チャーチと起業家のベン・ラムによって設立されたこの会社は、ゲノム編集技術CRISPRを活用し、マンモス、タスマニアタイガー、ドードー鳥などの絶滅種の復活を目指します。同社の特筆すべき点は、単なる動物の復活にとどまらず、生物多様性の保全や生態系の回復という大きな目標を掲げていることです。例えば、マンモスの復活プロジェクトでは、アジアゾウの細胞にマンモス特有の遺伝子を導入し、寒冷適応や毛深い体毛などの特徴を持つハイブリッド個体の作出を目指しています。同社は、CRISPRだけでなく、人工知能や機械学習も活用し、ゲノム解析や遺伝子機能の予測を効率化しています。これにより、絶滅種の復活だけでなく、現存する絶滅危惧種の保護にも貢献できる可能性を秘めています。

・調達額:2億ドル(約311億5,840万円)

・ラウンド:シリーズCラウンド

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【速報】海外版・資金調達情報〜1月16日〜
こんにちは、STARTUP LOG 運営事務局です!資金調達を実施した海外企業をご紹介します。※プレスリリース公開日順【Synthesia】 -イギリス-調達額:1億8,000万ドル(約280億9,975万円)ラウンド:シリーズDラウンド...

従来の衛星開発より打ち上げまでの時間を大幅に短縮 またコストを削減する【Loft Orbital】

【月刊】注目海外スタートアップ5選〜2025年2月〜

LOFT ORBITAL.は、2017年1月に米国サンフランシスコで設立された宇宙インフラ企業です。同社は、企業、政府、および機関が宇宙のメリットを容易に活用できるよう、革新的な「Space Infrastructure as a Service」モデルを展開しています。同社の特徴は、エアバスやレオステラなどの信頼性の高いベンダーから標準衛星を購入し、それらに顧客のペイロードを搭載するという独自のアプローチにあります。この方法により、従来のカスタムメイド型の衛星開発と比較して、打ち上げまでの時間を大幅に短縮し、コストを削減することに成功しています。同社の秀でた点は、打ち上げロケットの手配から衛星の運用まで、宇宙ミッションに関わるすべての側面を一元的に管理することです。これにより、顧客は複雑な宇宙プロジェクトの技術的な詳細に煩わされることなく、自社のミッション目的に集中することができます。

・調達額:1億7,000万ドル(約264億8,396万円)

・ラウンド:シリーズCラウンド

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【速報】海外版・資金調達情報〜1月16日〜
こんにちは、STARTUP LOG 運営事務局です!資金調達を実施した海外企業をご紹介します。※プレスリリース公開日順【Synthesia】 -イギリス-調達額:1億8,000万ドル(約280億9,975万円)ラウンド:シリーズDラウンド...

多様な文書タイプから非構造化データを効率的に抽出・処理できる ソフトウェア【Instabase】

【月刊】注目海外スタートアップ5選〜2025年2月〜

Instabase, Inc.は、企業が多様な文書タイプから非構造化データを効率的に抽出・処理できるソフトウェアを開発するスタートアップです。同社のプラットフォームは、あらゆる種類のドキュメントからデータを抽出し、分類・分析する高度な機能を提供しています。これにより、企業は膨大な量の非構造化データを迅速かつ正確に処理し、有用な情報を引き出すことができます。Instabaseの他社との差別化ポイントは、単なるデータ抽出にとどまらず、抽出されたデータを適切な部署に自動的に再ルーティングする機能を備えていることです。これにより、企業内の情報フローが最適化され、業務効率が大幅に向上します。また、カスタマイズ可能なワークフローを提供することで、各企業の固有のニーズに合わせたソリューションを構築できる点も、同社の強みです。同社のプラットフォームは、金融サービス、医療、政府機関など、データ集約型の産業で特に高い評価を得ています。複雑な規制要件や大量のペーパーワークを抱えるこれらの分野において、Instabaseは業務プロセスの自動化と効率化に大きく貢献しています。

・調達額:1億ドル(約155億9,235万円)

・ラウンド:シリーズDラウンド

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【速報】海外版・資金調達情報〜1月20日〜
こんにちは、STARTUP LOG 運営事務局です!資金調達を実施した海外企業をご紹介します。※プレスリリース公開日順【Nexos.ai】 -オランダ-調達額:800万ドル(約12億4,872万円)ラウンド:-調達先:Index Ventures...

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