三菱重工業、子会社の三菱重工航空エンジンから防衛省向け航空機用エンジン事業を譲受け

三菱重工業株式会社(7011)は、子会社である三菱重工航空エンジン株式会社(愛知県小牧市)が営む防衛省向け航空機用エンジン事業等を、会社分割により承継することを決定した。

三菱重工業を承継会社、三菱重工航空エンジンを分割会社とする吸収分割方式。

三菱重工業は、エナジー、プラント・インフラ、物流・冷熱・ドライブシステム、航空・防衛・宇宙、その他事業に係る製造等を行っている。

三菱重工航空エンジンは、航空機用エンジン及び部品・部分品並びにこれに関する機器類の設計・製造・修理及び部品・部分品の販売等を行っている。

目的

世界的な航空旅客需要の拡大を背景とした民間航空エンジン事業の規模拡大と、防衛航空機・飛昇体事業の規模拡大に対応するため、三菱重工航空エンジンの防衛省向け航空機用エンジン事業を防衛・宇宙セグメントに移管し、両事業のリソース配分を見直し最適な事業運営体制を構築するため。

日程

吸収分割の基本方針に係る方針決定日:2024年10月23日
契約締結予定日          :2025年1月(予定)
実行予定日(効力発生日)     :2025年4月1日

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(提供:日本M&Aセンター

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