株式会社フリークアウト・ホールディングス(6094)傘下の株式会社フリークアウト(東京都港区)は、株式会社VAAS(東京都新宿区)の発行済株式の100%を取得し、完全子会社化とすることを決定した。
フリークアウトは、マーケティングテクノロジーカンパニー。認知拡大、需要喚起、顧客獲得、販促活動を最先端の独自機械学習エンジンによって効率化するマーケティングプラットフォーム「Red」、またその知見を応用したジオマーケティングプラットフォーム「ASE」の提供などを行っている。
VAASは、広告主、メディア双方へHigh impact広告ソリューションの導入支援を行っている。
背景・目的
インターネット広告における広告主のニーズは、テクノロジーの進展に伴い益々多様化している。
インターネットメディアがインフラ化し、ユーザーが無意識にインターネット上の情報を閲覧をするようになったいま、「ユーザーの意識に残るフォーマットを生み出し、ユーザーの体験を阻害することなくそれを実行する」ことが求められている。
また、インターネット広告市場では、ターゲティングの課題や、ユーザーが不快と思うフォーマットが乱立している課題が顕在化しており、優良媒体社の新たな収益の形が求められている。
フリークアウトは、VAASが有する知見と優れたプロダクトを評価し、本件M&Aにより、グループ全体で広告主および媒体社のニーズへの対応力強化を図る。