アシックスは、ストライド型、ピッチ型の走法に応じてそれぞれ設計したトップアスリート向けのランニングシューズ「METASPEED(メタスピード)」シリーズの最新作「METASPEED SKY PARIS(メタスピードスカイパリ)」、「METASPEED EDGE PARIS(メタスピードエッジパリ)」を、3月11日からアシックスオンラインストアで一般発売(一部対象者のみ3月4日から発売)し、3月21日からアシックス直営店(一部店舗を除く)、全国のスポーツ用品店でも順次発売する。
「METASPEED」シリーズは、ストライド型とピッチ型の走法の違いに着目し、ランナーが日ごろのトレーニングで身に着けた走り方を維持しながらパフォーマンスが向上できるよう設計している。2019年11月にトップアスリートが勝てるシューズを開発すべく社長直轄組織「Cプロジェクト」を発足させ作製した。
同モデルは、同社独自の設計思想「ASICS DESIGN PHILOSOPHY(アシックスデザインフィロソフィー)」に従い、世界の100人以上のエリートアスリートや多くのテスターの声を聞くことで、各部位の形状や機能構造を進化させた。その結果、さらなる軽量化に加え、反発性やクッション性の向上を実現した。
どちらも、同社が独自に開発した軽量のクッションフォーム材の中で最も優れた反発性を発揮する新素材「FF TURBO PLUS(エフエフターボプラス)」をミッドソール(甲被と靴底の間の中間クッション材)全面に搭載しています。前モデル(「METASPEED SKY+」および「METASPEED EDGE+」)に使用していた「FF TURBO」と比較し約8.0%軽く、反発性を約8.2%、クッション性を約6.0%向上させた。着地と同時に変形、圧縮し、素早く元の形状に戻ることで、跳ね返るような感覚が得られ、ストライドを伸ばすことが可能になる。また、軽量のカーボンプレートをミッドソール内部に搭載し、足の動きを安定させ、効果的に身体を前方向へ推進させるようにしている。
アッパー(甲被)は、「モーションラップアッパー2.0」を採用している。前モデルに比べて通気性が約8%向上している。
靴底は、さまざまな路面コンディションでも優れたグリップ力を発揮する「ASICSGRIP(アシックスグリップ)」を採用している。これらの機能をベースとしながら、ストライド型またはピッチ型に応じて「FF TURBO PLUS」の厚みや靴底前部につけたカーブの角度、カーボンプレートの形状、位置などを調整している。
「METASPEED SKY PARIS」の特徴は、ストライド型のランナーが、ストライドをより伸ばし、少ない歩数でゴールできることを追求している。前モデル(「METASPEED SKY+」)に比べてカーボンプレート前部の幅を広げ、蹴り出し時の安定性を向上させている。また、カーボンプレートはフラットな形状としミッドソール内の上部に配置した。プレート全体でフォーム材を圧縮させることで、よりダイナミックで大きな反発力を生み出せるようになっている。さらに、靴底のつま先外側にくぼみを設けることで、蹴り出し時のスムーズな足運びをサポートする。
前モデルと比較し、約20gの軽量化と約12%のフォーム材の反発領域向上を実現した。
「METASPEED EDGE PARIS」の特徴は、ピッチ型のランナーが、ピッチを調節しながらストライドを伸ばし、少ない歩数でゴールできることを追求している。ミッドソールの前部を前モデル(「METASPEED EDGE+」)に比べて約3mm厚くし、反発性を向上させている。また、カーボンプレートはV字形状とし、ミッドソール内のつま先に向かって下がるよう傾斜を付けて配置した。蹴り出しの際に力が必要な足の前部へ局所的にフォーム材を圧縮させることで、少ないパワーで大きな反発力を得ながらすみやかに足を前に出す、といった効率的な足運びをサポートする。さらに、靴底のかかと部外側の接地面積をやや広げることで、かかと接地をした際に安定した足運びができるようにしている。
前モデルと比較し、約25gの軽量化と約20%のフォーム材の反発領域向上を実現した。
[小売価格]各2万7500円(税込)
[発売日]
アシックスオンラインストア:3月11日(月)
アシックス直営店:3月21日(木)
※一部対象者のみ3月4日(月)から