西菱電機、発券機システム事業を、表示灯に譲渡へ
(画像=as-artmedia/stock.adobe.com)

西菱電機株式会社(4341)は、「発券機システム」に関する事業を、表示灯株式会社(愛知県名古屋市)へ譲渡することを決定し、契約を締結した。

【譲渡事業概要】
・官公庁および民間会社に対する発券機システムの製作、販売および保守運用業務

西菱電機は、防災無線 · 社会 · 通信システム等の事業を行っている。

表示灯は、駅・自治体・警察施設をはじめとする公共施設向けの広告事業を行っている。

西菱電機は、発券機システム事業が大手通信キャリアの方針変更による携帯端末販売店舗からの撤退により収益性が悪化し、自治体を主な納入先として事業損益改善を検討・推進していた。
しかし、赤字事業から脱却する見通しが立たない状況だった。

公共施設向けの広告事業を長年にわたり手掛け、当該事業においても協業関係にある表示灯に事業を譲渡することで、既存顧客への影響を最小限に抑えるとともに、西菱電機グループの経営資源の再配分を図る。

・今後の予定
事業譲渡期日 2023年4月1日

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(提供:日本M&Aセンター

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