みなさん、M&A成約式という言葉をご存じでしょうか?
M&A成約式とは、譲渡企業様と譲受企業様がお互いの企業文化を理解し、これから共に新たな一歩を踏み出す日に行うセレモニーのことです。
日本M&Aセンターは、セレモニー専任の担当者が全国各地でM&A成約式を執り行っています。
今回は、そのM&A成約式をいろいろな方に知っていただくためのコラム第3弾「感動の沖縄でのM&A成約式」をご紹介いたします。
日本M&Aセンターグループ 企業評価総合研究所、初のM&A
10月8日にリリースいたしましたが、日本M&Aセンターグループの企業評価総合研究所は、スピア社の株主と株式譲渡契約を締結し、全株式を取得いたしました。
今回は、その日本M&Aセンターグループ 企業評価総合研究所とスピア社のM&A成約式をご紹介いたします。
青空の下で“初”の屋外M&A成約式を実施し、新たに成約証明書を作成
この度、私たちが譲渡企業の創業の地である沖縄県でM&A成約式を行う上でもっとも重視した点は、“沖縄を感じられる場所でセレモニーをすること”でした。
そのため、事前に沖縄に足を運び、会場の選定をし、当社では“初”となる青空の下で綺麗な透き通った海を見渡せる、ハレクラニホテル内のガーデンでM&A成約式を執り行うことを決定いたしました。
成約式当日は、両社の歩んできた道のりが記された世界に1つだけの成約証明書を作成し、青空の下で両代表にサインをしていただくセレモニーを行いました。
■成約証明書の掲載内容
・初めて出会った日
・TOP面談の日
・調印の日
・成約の日(本日)
創業当時から共に働く社員より社長への感謝の言葉と贈り物
ガーデンでの式から室内に場所を移し、食事をしながらお互いの理解を深める時間もご用意。
式の中では、沖縄での慶事事には必ずといっていいほど踊る「カチャーシー」を三線の演奏に合わせて参加者全員で踊る場面も作り、笑顔あふれる時間はあっという間に過ぎていきました。
そんな和やかな雰囲気の中進んでいた式も終盤に差し掛かり、譲渡企業様の創業当時から社長と共に働かれている社員の方々より、社長に向けて、感謝の手紙と共に真っ赤な赤いバラ5本が含まれた花束が送られました。
真っ赤な赤いバラには「凛とした強さと情熱を持った女性」という花言葉があり、5本の本数には「あなたに出会えたことが喜び」という意味があります。
長年苦楽を共にしてきた社長へ差し上げる花束だからこそ、意味のある、想いが詰まった花束贈呈となり、とても感動的な空気が会場の中を包みました。
M&Aセレモニストの徹底したこだわり
私たちM&Aセレモニストが最高のM&A成約式を執り行う時には、会場の準備や当日のスケジュールを考えることはもちろん、それ以外に、参加者の服装、会場装飾などにもこだわります。
今回は、両社のコーポレートカラーで揃えた「かりゆし」(沖縄では“めでたい”を意味する言葉)のシャツやワンピースを着用し、会場を飾るテーブル装花もコーポレートカラーで揃え、一体感を醸成させました。
お客様の驚きと笑顔を引き出せたときには、この上ない幸せを感じます。
今後も、お客様の心に残る式典を創り上げる為、引き続き一つひとつにこだわったM&A成約式を提案、実行させていただきます。
M&A成約式の重要性
M&A成約式は、“会社同士の結婚式”に例えられますが、以前に実施された実際の結婚式に関する調査によると、離婚歴のある人の8割は結婚式を挙げてないという結果(出典元:アニヴェルセル株式会社)が出ており、結婚式を挙げることがその後の夫婦関係に大きく影響するといえます。
M&Aも実際の結婚と同様で、直前まで条件交渉をしていた譲渡企業様と譲受企業様がステージを変え、お互いの企業文化をきちんと理解し、新たな一歩を踏み出す。そのために、M&A成約式は 必要不可欠なものと考えています。
わたしたちM&Aセレモニストは、そのような大切な門出を最高の形でサポートし、両社にとって、よりよい未来への架け橋となればと思っております。
次回、第4弾も「感動のM&A成約式」を紹介予定です。ぜひお楽しみに。
また、ご両社の節目を彩るM&Aセレモニストに誇りを持ち、今後も至極の成約式を執り行います。