AIフュージョンキャピタルグループ株式会社(254A)は、株式会社エデン(東京都品川区)の株式を取得し、子会社化することについての基本合意書の締結を決定した。

AIフュージョンキャピタルグループは、ベンチャー企業への投資及び投資事業組合の組成及びその管理・運営等を行うグループ会社の経営管理及びこれに附帯又は関連する業務を行っている。 エデンは、ブロックチェーン技術に関するコンサルティング及びシステムの販売を行っている。

背景・目的

AIフュージョンキャピタルグループは、2025年1月に、新規事業として暗号資産投資事業に進出した。

暗号資産関連事業のうち、「プロ投資家向けトークン販売事業」と「IEO事業」については、暗号資産交換業者としての登録を要することから「将来的な取組を計画」としていた。

AIフュージョンキャピタルグループが、「自ら金融庁登録を行う」か、「金融庁登録済或いは今後登録の可能性が高い会社があれば株式を取得するのか」の検討を行っていたところ、エデンの紹介を受けた。

AIフュージョンキャピタルグループとしては、単独で本登録を行うよりも、ノウハウを有しており登録可能性の高いエデンの株式を取得したほうが良いとの判断に至った。

株式取得方法

AIフュージョンキャピタルグループは、段階的にエデンの株式取得(子会社化)を行う。

本売主は、エデン株式(発行済株式総数1,000株)のうち333株をAIフュージョンキャピタルグループに譲渡し、本売主にその譲渡対価として1,000万円を支払う。ただし、本契約の前提条件として、エデンが一般社団法人日本暗号資産取引業協会(以下:JVCEA)の第二種会員になることとする。エデンが本登録を完了し、且つJVCEAの第一種会員の取得ができ次第、本売主はエデン株式のうち667株をAIフュージョンキャピタルグループに譲渡し、本売主にその譲渡対価として2億9,000万円を支払う。

日程

本基本合意書の締結:2025年5月14日 エデンによるJVCEAの第二種会員の取得、本契約の締結及び第1回譲渡実行(エデン株式取得):2025年5月下旬(予定) エデンによる本認可取得及びJVCEAの第一種会員の取得、第2回譲渡実行(エデン株式取得):今後決定予定