株式会社ウェッジホールディングス(2388)は、同社が保有する持分法適用関連会社であるEngine Property Management Asia Co.,Ltd.(タイ・バンコク、以下:EPMA) および P.P. Coral Resort Co.,Ltd.(タイ・バンコク、以下:PPC)の株式のすべてを譲渡することを決定し、両社を持分法適用関連会社から除外することを発表した。

ウェッジホールディングスグループは、ファイナンス事業、コンテンツ事業の2事業を中核として事業展開している。 EPMAは、PPCのホテル運営のサポートを行う形でリゾート事業を運営している。 PPCは、タイのピピ島にて、主に欧米の富裕層をターゲットとしたリゾートホテル「 Zeavola Resort 」を直接運営している。

目的

EPMA及びPPCの営むリゾート事業の足元業績は、好調に推移している状況ではあるが、2025年1月に入った頃から、EPMA及びPPCからウェッジホールディングスに対し、ウェッジホールディングスが保有するEPMA株式とPPC株式の両方を買い取りしたい旨の打診があり、条件面で協議・交渉を進め、以下の譲渡に至った理由により、株式譲渡することを決定した。

譲渡に至った理由の一例としては、ウェッジホールディングスグループのコア事業は、コンテンツ事業が上げられ、コンテンツ事業に対しグループの限られた人的、資金的リソースを集中的に投下し、グループの事業価値を最大化することに集中すべきであること。

なお、本株式譲渡については、買い手であるEPMA及びPPCから、今後はタイ資本で会社の運営のすべてを完結したい旨の希望があり、ウェッジホールディングスグループが保有するEPMA株式をPPCに譲渡し、PPC株式をEPMAに譲渡する形で実行する。

株式の状況

EPMA PPC
異動前の所有株式数 816,000株 (発行済み株式に対する所有割合:40.0%) 1,040,000株 (発行済み株式に対する所有割合:40.0%)
譲渡株式数 816,000株 1,040,000株
譲渡価格 119,658,240THB (510,940,685円※) 258,312,000THB (1,102,992,240円※)
異動後の所有株式数 0株 (発行済み株式に対する所有割合:‐%) 0株 (発行済み株式に対する所有割合:‐%)

※1THB 4.27円で換算。