こんにちは、STARTUP LOG 運営事務局です！
今回は、2025年1月に資金調達を実施した国内スタートアップから注目の企業を業務内容とともにご紹介します。
※プレスリリース公開日順
AIが猫の表情から健康状態を分析【株式会社Carelogy】
株式会社Carelogyは、2021年2月に設立された日本のスタートアップ企業で、「医療を民主化する」というミッションのもと、AIを活用した革新的な医療技術の開発に取り組んでいます。同社の主力製品は、猫の痛みを検知するAIアプリ「CatsMe!」(キャッツミー)で、95%以上の高精度で猫の痛みを検知します。日本大学生物資源科学部との共同研究により開発されたこの技術は、約6,000枚の猫の画像でAIを訓練しています。
CatsMeは2023年5月のリリースから急速に普及し、2025年1月時点で世界50カ国以上、24万人以上のユーザーを獲得しています。同社はは、猫の健康管理にとどまらず、動物病院との連携や他の猫関連企業との提携を通じて、総合的な猫の飼育支援サービスへの発展を目指しており、AIを活用した医療技術の民主化と、ペットヘルスケア市場の成長に大きく貢献しています。
・調達額：総額7,000万円
・ラウンド：シードラウンド
・調達先：QXLV（クオンタムリープベンチャーズ）
株式会社ケップルキャピタル
澤田インベストメント株式会社
その他個人投資家
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高齢化社会で増加する脊椎疾患患者の脊椎インプラントを開発【株式会社スパインクロニクルジャパン】
株式会社スパインクロニクルジャパンは、2022年9月に設立された、高齢者向けの革新的な脊椎インプラントを開発する日本のスタートアップ企業です。高齢者の骨粗鬆症性椎体骨折や腰部脊柱管狭窄症に対する低侵襲治療デバイスの開発に取り組んでいます。
同社の主力製品は「スパクロ™ Screw-Anchored Kyphoplasty」キットで、従来の骨セメント充填法を改良し、脆くなった骨でも安定化が可能な特殊インプラントです。この技術により、低侵襲性を保ちつつ難治例の治療成績向上を目指しており、骨粗鬆症で脆くなった骨でも安定化が可能なだけでなく、Failed back surgery syndrome（手術後に遺残する症状）の発生リスク軽減することができます。
・調達額：合計1.35億円
・ラウンド：シリーズAラウンド
・調達先：Diamond Medino Capital株式会社
他1社
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深層学習を活用した高精度な乱気流・風予測ソリューション【BlueWX株式会社】
・調達額：1.2億円
・ラウンド：シリーズAラウンド
・調達先：東京大学協創プラットフォーム開発株式会社
AH-GB未来創造投資事業有限責任組合
株式会社慶應イノベーション・イニシアティブ
等
BlueWX株式会社は、深層学習を活用した高精度な乱気流・風予測ソリューションを提供する革新的なスタートアップ企業です。2023年7月にANAホールディングスと慶應義塾大学の産学連携から誕生し、航空業界の安全運航、燃料消費・CO2排出削減、コスト削減の実現を目指しています。同社の最大の強みは、独自開発した乱気流予測モデルで、このモデルは、慶應義塾大学環境情報学部准教授も務める宮本佳明氏とANAホールディングスが2019年から共同研究で開発した深層学習AIシステムを基盤としています。特筆すべきは、この予測モデルが日本空域において既存の予測データと比較して約2.7倍の高精度を実現している点です。
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ゲーム感覚のゴミ拾いイベント「清走中」を実施【株式会社Gab】
株式会社Gabは、「社会課題解決のハードルを極限まで下げる」をミッションに掲げ、2019年12月に設立されたスタートアップ企業です。同社の代表的な事業の一つが、ゲーム感覚で楽しむゴミ拾いイベント「清走中」です。「清走中」は、ゴミ拾いにゲーミフィケーションを融合させた革新的なイベントで、参加者はチームを組み、街中でゴミを拾いながらLINEで通達されるミッションをクリアし、ポイントを競います。拾ったゴミの種類や重量がポイントに換算され、上位チームには景品が贈呈されます1。このユニークな方式により、従来は堅苦しく感じられがちだった環境保護活動を、楽しみながら行える新しい形式として注目を集めています。このように、同社の特徴的な点は、社会課題解決を「正しさ」ではなく「楽しさ」から始めるアプローチで、環境問題や社会課題に対する一般の人々の関心を高め、自発的な参加を促進しています。
・調達額：総額1億円
・ラウンド：プレシリーズAラウンド
・調達先：スパークル株式会社
ユナイテッド株式会社
スタートアップファクトリー
株式会社taliki
G-STARTUP
玉塚 元一 氏
西野 亮廣 氏
小池 政秀 氏
長南 伸明 氏
正木 俊介 氏
千葉 久義 氏
伊藤 光茂 氏
長島 徹弥 氏
市瀬 豊和 氏
山内 義弘 氏
他3名
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救急車たらい回しを解決する革新的スタートアップ【株式会社ドクターズプライム】
株式会社ドクターズプライムは、「自分らしく選べる医療をすべての人に」をミッションに掲げる医療テクノロジー企業です。同社の主力事業である「Dr.'s Prime Work」は、救急病院と「救急車を断らない」医師をマッチングするプラットフォームで、このサービスでは、救急車の受け入れに積極的な医師の給与を高く設定し、受け入れ数に応じてインセンティブを付与するユニークな仕組みを採用しています。これにより、医師の頑張りが適切に評価され、救急医療の質の向上につながっています。さらに、「Dr.'s Prime Academia」という医師向け学習プラットフォームも運営しており、毎月100件以上のオンライン勉強会を開催しています。これは医師の継続的な学習と専門性の向上を支援し、結果として患者へのより良い医療提供につながっています。
・調達額：3.9億円
・ラウンド：シリーズAラウンド
・調達先：Dual Bridge Capital
ニッセイ・キャピタル
SMBCベンチャーキャピタル
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