テイ・エス テック、子会社間の吸収合併を発表

テイ・エス テック株式会社(7313)は、連結子会社であるテイ・エス パーツ アンド サービス株式会社(埼玉県加須市)とサン化学工業株式会社(静岡県浜松市)の吸収合併(以下:本合併)の実施を発表した。

テイ・エス パーツ アンド サービスを存続会社、サン化学工業を消滅会社とする吸収合併方式。

テイ・エス パーツ アンド サービスは、四輪車用シートフレーム・鋼線・鋼管・樹脂成形製品の製造、加工、販売を行っている。

サン化学工業は、四輪車用ゴム部品・樹脂部品の製造、二輪車シート表皮の加工、販売を行っている。

背景・目的

テイ・エス テックグループは、部品競争力の強化・収益性向上を目的に、国内四輪車用シート部品生産体制の再編を進めており、2024年4月に旧総和産業株式会社(存続会社)、旧株式会社テック東栄(消滅会社)の吸収合併を実施し、テイ・エス パーツ アンド サービスへと商号変更を行った。

本合併により、サン化学工業を新たに統合することで、技術連携強化によるコア技術の手の内化拡大を狙う。

加えて、両社は主にテイ・エス テックへ供給する四輪車用シート部品の製造を行っていることから、統合により経営資源集約による組織運営の効率化、両社が培ってきたノウハウを相互補完することで、高効率生産体制の構築を図る。

日程

取締役会決議日(テイ・エス テック):2024年10月25日
本合併の効力発生日         :2025年4月1日(予定)

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(提供:日本M&Aセンター

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