水まわり・タイルの国内事業が100周年を迎えるLIXILは、ハイグレードタイプのシステムキッチン「RICHELLE（リシェル）」をフルモデルチェンジし4月1日から発売する。
昨今、プレミアム・こだわり消費の増加に伴い、住まいへの価値観は大きく変化している。
キッチンにおいては、デザイン性や居心地のよさといった価値がこれまで以上に求められる傾向にある。このような背景から、LIXILはシステムキッチン「RICHELLE」を刷新し、本質を究めたミニマルなデザインが醸し出す、上質な佇まいと品格の新たな「RICHELLE」が誕生した。
今回のモデルチェンジでは、「RICHELLE」の特長の一つでもある熱・キズ・汚れに強く高級感のあるセラミックトップが、より洗練されたデザインへ進化した。シャープなスリムデザインワークトップは薄さが洗練された印象を演出し、キッチンのフォルムを美しく引き立てる。また、繊細なきらめきが印象的な新柄のラパートカーボンとラパートシルクを新たにラインアップした。さらに、セラミックトップに合わせた扉カラーや、細部までこだわりノイズを削ぎ落とした掘り込み加工の取手は、より洗練された上質なリビング空間を演出する。
あわせて、家事負担を軽減する最新の周辺機器もオプション搭載し、心も満ちる居心地のよい空間を実現する。フロントオープンの食洗機はミーレ製とパナソニック製から選べる。また、周辺収納にはすっきりとした収まりでオーブンをビルトインできる「ウォールオーブンストッカー」を追加し、インテリア空間とも美しく調和する。
LIXILは、今後も上質な佇まいを演出するシステムキッチン「RICHELLE」を通じて、豊かで快適な住まいの実現に貢献するとしている。
キッチンのデザインは、世界的に「スリム」「ノイズレス」がトレンドとなっており、今回キャネットモジュールの全面的な見直しと共に、セラミックトップとサイド／エンドパネルにスリムデザインを追加した。
最近の空間トレンドはモノトーンが主流ではあるが、黒や白が極端ではなく、やや色味やグレーさを帯びたものが人気となっている。そして、今回セラミックトップのデザインを刷新し、LIXIL独自の半磨きが魅力のラパートシリーズに待望のブラック系とホワイト系を追加した。
熱・キズ・汚れに強く高級感のあるセラミックトップ、その分人造大理石より重く搬入時の負担が大きいことが課題だった。今回、従来品に比べて約2／3に軽量化（特許出願中）をし、搬入時の負担を削減した。また、ワークトップの分割対応もできるようになり、エレベーターを使用して搬入が必要なマンションなどのリフォームでも選べるようになった。
扉・取手デザインでは、高級感のあるデザインの「ラスターメタルシリーズ」と「リアルウッドシリーズ」、「ファインクラフトシリーズ」を追加した。「ラスターメタルシリーズ」は、近年トレンドである金属調の塗装扉で、ラパートシリーズのセラミックトップと合わせやすく高級感あふれる扉シリーズとなる。
「リアルウッドシリーズ」は、上質で本物志向の天然木突板塗装扉とのこと。LIXILのインテリア建材「ラフィス」と連動した木目柄で（材質や詳細なカラーは異なる）、インテリアと合わせたリングの空間デザインが可能となっている。また、「ファインクラフトシリーズ」はセラミックトップ、“バサルトブラック”と同じ柄でワークトップだけでなく、キッチン全体に重厚感を与える扉シリーズだという。
操作性を維持したまま、ハンドルレスで出っ張りのないノイズレスなデザインの「J型取手」を「ラスターメタルシリーズ」「クレストカラーシリーズ」「リアルウッドシリーズ」の3つの扉シリーズにラインアップした。
食洗機は、間口60cmの大容量フロントオープンタイプをミーレ製とパナソニック製から選ぶことができる。フロントオープンなので、食器の出し入れがしやすく日常の家事負担を軽減する。また、食洗機でありながら扉と同じ面材なので、ノイズレスなデザインになっている。ミーレ製では間口違いの45cmのタイプも選択できる。
周辺収の使いやすい高さにオーブンをルトインした「ウォールオーブンストッカー」を用意した。オーブンは、多彩な調理機能のミーレ製とパナソニック製を選ぶことができ、どちらもすっきりとした収まりで、インテリアに調和する。
［小売価格］87万4000円～（税別・工事費別）
※間口255cm奥行65cm基本プランの場合
［発売日］4月1日（月）
LIXIL＝https://www.lixil.co.jp/
