11月も下旬に入り、年末の足音が聞こえてくる時期になってきた。年末には大掃除をする予定の人も多いが、最近では、その際にいらないものを思い切って捨てる「断捨離」に取り組む人も増えているようだ。一方で、捨てたくても捨てられずに頭を悩ませているのが取扱説明書。さまざまな家電製品の取扱説明書がたまっていて、普段は見ることもないのに、何かあったときのためにひたすら保管してあるという人は少なくないはず。そんな悩みを解決するアプリとして注目されているのが、PCやスマートフォンで家電製品の取扱説明書を一元管理できる「トリセツ」だ。現在、ダウンロード数は400万を突破しており、人気が急上昇している。
「トリセツ」は、Assurant Japanのグループ会社であるトライグルが開発・運営するアプリで、2016年からサービスを提供している。同アプリでは、さまざまな家電製品の取扱説明書をPC・スマートフォンで一元管理することができる。使い方は、手持ちの家電製品の型番を入力するだけ。使い方を知りたいときに、いつでもどこでもスマートフォンやタブレット、PCで取扱説明書を参照できるので、かさばる紙の説明書を保管しておく場所や「どこにしまったっけ」という悩みも解消される。
また、国内で販売されているあらゆる家電製品約58万点がデータベースに網羅されているので、人からもらった家電や、ネットで購入した説明書のない製品(製造元・メーカーが取扱説明書をウェブサイトで公開していない場合を除く)でも、型番がわかれば説明書の閲覧が可能となっている。さらに、気になっている・興味のある製品も登録が可能。価格や製品レビュー、メディアの記事などをアプリから閲覧できるので、購入検討の際にも役立つとのこと。
それでは、「トリセツ」の特徴を詳しく見てみよう。「トリセツ」では、手持ちの家電や購入検討中の製品をアプリに登録しておけば、いつでも取扱説明書や公式ページなどを参照することができる。製品の登録はとても簡単。画面下の「+」ボタンから登録したい家電製品の型番を入力(検索)、もしくは商品バーコードをスキャンするだけで完了する。製品情報画面からは、取扱説明書や公式サイトの情報に加え、レビュー記事やYouTube動画など製品に関するさまざまな情報を閲覧できる。「トリセツ」には、約58万点の家電製品がすでに登録されているが、該当製品がない場合もオペレーターに登録依頼することができる(ユーザー登録が必要)。
また、「話題のモノ」タブをタップすると、トリセツ編集部やガジェットに強いライターがピックアップした話題の製品をジャンルごとに閲覧できる。製品ページからYouTube動画やメディアでのレビュー記事も参照可能。「話題のモノ」で気になった製品があれば「気になるモノ」へそのまま登録できる。さらに、製品登録と同様に型番がわかれば「気になるモノ」タブからも簡単に登録することが可能となっている。
昨年からは、新しいユーザーサポートサービスとして「サポまど」をスタート。現在、β版サービスを無料提供している。「サポまど」は、“家電やデジタル機器のよろず相談サービス”として、幅広い製品の困りごとやトラブルを、アプリを通してアドバイザーにチャットや電話で相談することができる。サポート中にカメラ・画面共有ボタンをタップすれば、アドバイザーが画面上で直接ユーザーの製品やPC画面、説明書等の該当箇所を指摘しながらアドバイスを行うこともできる。
「トリセツ」アプリは、iOS、Android版とも無料でダウンロードが可能。PCブラウザ版も無料で利用することができる。年末大掃除に向けて、家電製品の取扱説明書を断捨離したいと考えている人は、ぜひ「トリセツ」を活用してみては。
Assurant Japan=https://www.assurant.co.jp/
トライグル=https://www.trygle.com/
トリセツ公式サイト=https://torisetsu.biz/