エムピーキッチンが運営する「つけ麺専門店 三田製麺所」は、7月4日~8月31日の期間、「伝説のすた丼屋」とのコラボメニュー「伝説のすたみな油そば」を販売する。また、夏季限定激辛メニュー「灼熱シリーズ」から「灼熱つけ麺」「灼熱カレーつけ麺」の2商品も同時販売する。6月29日に行われた、「三田製麺所×伝説のすた丼屋」夏のメディア先行試食会では、今回のコラボの取り組み概要やコラボメニューの特徴、および夏季限定激辛メニューのこだわりについて紹介した。
「三田製麺所は、つけ麺専門店として、2008年に東京港区の三田に1店舗目をオープンし、現在は、国内41店舗、海外5店舗、出前専門店170店舗を出店している。今回、夏の目玉キャンペーンとして、スタミナとボリューム満点の丼ぶりを提供する『伝説のすた丼屋』とタッグを組み、新開発したコラボメニュー『伝説のすたみな油そば』を期間限定で販売する」と、エムピーキッチンの石川晃久社長が挨拶。「コロナ禍や原材料価格の高騰、人材不足など、飲食業界は暗いニュースが相次ぎ、逆境が続いている。そうした中で、普段は競合である外食チェーン同士が協力することで、飲食業界全体を少しでも明るくしていきたいと考え、『伝説のすた丼屋』とのスタミナコラボが実現した。三田製麺所ファン、伝説のすた丼屋ファンだけでなく、両チェーンを今回初めて知った人も、すべての人にコラボメニューを楽しんでほしい」と、外食チェーン同士がコラボに至った経緯を説明した。
「コラボメニューの『伝説のすたみな油そば』は、特製すたみなチャーシュー、すたみな唐揚げなどの具材をふんだんにトッピングし、三田製麺所の汁なし油そばシリーズでは史上最高峰のボリュームとなっている。ダイバーシティ東京プラザ店を除く、国内の三田製麺所ほぼすべての店舗で期間限定販売する」とのこと。「メニュー開発にあたっては、伝説のすた丼屋の『すた丼』の味を、三田製麺所のつけ麺で完全再現することを目指した。すた丼秘伝の『ニンニク醤油ダレ』を、油そばのかえしやチャーシュー、唐揚げの仕込みにも使用することで、どこから食べても『すた丼』が感じられる商品に仕上がったと自負している。また、『すた丼』をリスペクトした『たくあん飯』もついており、追い飯としても楽しめる」と、「すた丼」の再現性に徹底的にこだわったと力説した。
「さらに今回、デリバリー専門店を運営するSBICと協力し、コラボメニューをデリバリーでも提供する。これによって、店舗がない地域の消費者にもコラボメニューを届けていく」と、デリバリーでもコラボメニューを展開していく考えを示した。
続いて、アントワークス 経営戦略本部 MD部の和泉沢有祐次長が、伝説のすた丼屋における三田製麺所とのコラボ展開を紹介した。「伝説のすた丼屋は、秘伝のニンニク醤油ダレを絡めた豚バラ肉を大盛りご飯に乗せた『すた丼』を中心に、インパクトのあるボリューム満点のメニューを数多く提供している。今回のコラボでは、三田製麺所の『つけ麺』と『灼熱つけ麺』をアレンジした『極 魚介豚骨厚切すた丼』と『極 灼熱厚切すた丼』の2商品を、全国の店舗で期間限定で販売する」と、三田製麺所のつけ麺を再現した「すた丼」が登場するという。
「『極 魚介豚骨厚切すた丼』は、三田製麺所の『濃厚つけ麺』を丼で表現した。とんこつベースと『すた丼』のタレを合わせることで、とんこつを感じながらご飯が進む味わいに仕上げた。一方、『極 灼熱厚切すた丼』は、『灼熱つけ麺』を丼で表現したコラボメニューとなっている。『灼熱つけ麺』で実際に使われている灼熱オイルと、すた丼秘伝のニンニク醤油ダレに加え、すた丼屋特製かば焼きダレで甘みを出し、辛さと旨みでご飯が進む商品に仕上げている」と、コラボメニューの魅力をアピールした。
デリバリーの展開については、SBICの中山聡ディレクターが説明した。「当社は、デリバリー専門飲食店の運営を手がけており、北海道から九州の各エリアで188店舗を展開している。デリバリー専門店として、自社およびライセンスブランドのメニューを調理し、各デリバリーサイトを通じて自社スタッフが配達している」とのこと。
「今回のコラボ展開では、三田製麺所の『伝説のすたみな油そば』と、伝説のすた丼屋の『灼熱厚切りすた丼」の2つのコラボメニューをデリバリーで販売する。両ブランドのファンにとって待望のコラボメニューをデリバリー商品でも再現し、各店舗だけでなく『出前館』『Uber』『肉メシ』の各サイトを通じて消費者の手元に届けていく」と、デリバリーでもコラボメニューを味わってほしいと話していた。
夏季限定激辛メニュー「灼熱シリーズ」について、エムピーキッチン 三田製麺所 営業企画の堀内勝章マネージャーが紹介した。「『灼熱シリーズ』は、三田製麺所の初代季節限定商品として夏の伝統メニューになりつつあるが、今年は『灼熱つけ麺』に加え、新たに『灼熱カレーつけ麺』を販売する。『灼熱カレーつけ麺』では、オリジナル開発した限界突破の辛味と旨味を楽しめる『進撃スパイス』を使用している」と、今夏は「灼熱シリーズ」のラインアップをさらに拡大して展開するという。
「独自開発した『進撃スパイス』には、京都産の黄色い唐辛子『京の黄真珠』と、元・ギネス認定された激辛トウガラシ『トリニダード・スコーピオン』を調合した。また、『進撃スパイス』の辛みを立たせるために、赤唐辛子、青唐辛子と胡椒を絶妙な配分でミックスしている」と、特製カレーだれに灼熱の刺激が合わさった夏の食欲をそそる一杯をぜひ試してみてほしいと訴えた。
また今回のコラボ展開を機に、消費者とのコミュケーションを活性化し、消費者とつながる新企画として「三田製麺所ファンクラブ」を開始することを発表した。ファンクラブの活動では先行試食会などを実施し、今後の商品開発やメニュー施策などに、消費者のリアルの意見を活かしていく考え。まずは「灼熱シリーズ」の販売期間中に、三田製麺所公式Twitterで次回の試食会参加者を募集する予定だという。
[小売価格]
伝説のすたみな油そば:1200円
すたみな唐揚げ:2個320円、4個640円
灼熱つけ麺:1090円
灼熱カレーつけ麺:1200円
(すべて税込)
[販売期間]
7月4日(火)~8月31日(木)
三田製麺所=https://mita-seimen.com/
伝説のすた丼屋=https://sutadonya.com/