株式会社乃村工藝社とH2L株式会社は、H2Lが開発したBodySharing®技術によって感覚を共有し、デュアルワークの課題解決を目指すメタバースオフィス「BodySharing® for Business」を、2023年6月29日(木)より正式リリースすると発表した。
本サービスは2022年10月よりβ版を運用し、体験者からのフィードバックなどから、正式版リリースにあたり、ブラウザ上で本サービスを利用できるようになったとのこと。
料金プランは、月額制の有料プラン以外に、新規登録日から翌月末まで利用可能なFreeプランが用意されており、まずはお試しで利用したい方にも配慮された料金体系となっている。
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BodySharing® for Businessとは?
「BodySharing® for Business」では、BodySharing®技術によって、仕事仲間の状態を「元気度」と「リラックス度」として可視化し、アバターにリアルタイム反映する。
「元気度」は肉体疲労の度合い、「リラックス度」は緊張の有無をメタバース空間上で示唆する指標(※)で、上司がリラックスしているタイミングで相談を持ちかけたり、同僚の元気度が低い時にフォローアップをすることが可能となる。
※「元気度」と「リラックス度」は、ユーザの自由意志によって表示を変更することが可能。
■BodySharing® for Business サービス概要
◎正式名称:
BodySharing® for Business(ボディシェアリング フォー ビジネス)
◎サービス開始:
2023年6月29日(木) 午前8時
> 「BodySharing® for Business」公式サイト
BodySharing®技術とは?
キャラクター、ロボットや人の身体と、ユーザーの様々な身体の感覚(視覚・聴覚以外に、位置覚・重量覚や抵抗覚などの固有感覚を含む)を共有し、体験共有する技術のこと。
BodySharing® for Business の機能について
リアルオフィスでは自然と行われている、相手の表情や仕草を見て、元気度やリラックス度を推測しながらコミュニケーションを取る方法について、リモートワークでは顔が見えないため難しいとされているが、「BodySharing® for Business」では、この元気度とリラックス度を、FirstVRから得た筋変位の値や推移と機械学習によって推定し可視化することで、例えば、アバターに反映された元気度やリラックス度を見て、「Aさんは元気度Maxだからこのまま継続して業務を行ってもらおう」「Bさんは元気がないからフォローに向かおう」など、リアルオフィスのようなコミュニケーションを可能にする。
また、指定期間内の元気度やリラックス度については、管理者画面から見ることができるため、業務量の平準化や、チームの生産性向上につなげることも可能となっている。
※ユーザーの状態を自動反映するためにはFirstVRが必要。 ただしFirstVRがなくても、画面共有、音声通話、チャットの機能は利用可能。
■機能紹介
◎音声通話:
メタバース空間上で同じ部屋に入ると常時通話可能(ミュート機能もついている)
◎チャット・画面共有:
メタバース空間上での全体チャットや、同室への画面共有
◎身体情報の共有:
世界初。筋変位センサデバイス「FirstVR」が必要。
※FirstVRは、Amazonで購入可能
◎導入・動作の軽快さ:
ブラウザで導入、常時接続できる軽快さ
◎登録準備:
メタバースオフィス登録と動作まで3分
筋変位センサデバイス「FirstVR」について
H2L独自の技術である世界初の筋変位センサデバイス「FirstVR」は、光学筋変位センサ(Optical Active Sensing)を内蔵し、筋肉の動きを検出することができるため、脹脛(ふくらはぎ)に装着することで、筋変位データからユーザの「元気度」や「リラックス度」を推定することが可能。
メンタルとフィジカル両方の感覚をメタバースオフィス内のアバターに自動反映させることで、感覚をアバターで共有することを通じ、コミュニケーションの向上やセルフメディケーション、業務改善が期待できる。
料金プラン
◎FREEプラン:
最大登録可能人数50人
オフィス新規登録日を含む月の翌月末まで利用可
◎PROプラン:
1ユーザーあたり900円/月(税別)
最大登録可能人数100人
期間制限なし
会社概要
株式会社乃村工藝社
> コーポレートサイト
H2L株式会社
> コーポレートサイト