ライブ撮影による3D映像をリアルタイムかつマルチプラットフォームに転送可能な「ライブホログラム」を発表【ワントゥーテン】

XRとAIに強みを持つクリエイティブカンパニーの株式会社ワントゥーテンは、人や物などの3Dデータをリアルタイムに転送・復元し、ホログラム映像として出現させることができるシステム「ライブホログラム」を発表した。

本システムは、現在世界中で研究開発が行われている『ホログラフィックテレポーテーション技術』の課題を、同社独自の技術・ノウハウでクリアすることで実現しており、HoloLensなどの複合現実ディスプレイと組み合わせる事で、離れた場所にいても同じ空間上でお互いが存在しているような体験をすることが可能となっているほか、将来的には先般発表されたApple Vision Proにも対応予定としている。

また、2023年の秋までに、東京大学大学院工学系研究科の中尾研究室と共同で、「ライブホログラム」の実用化を目的とした、5Gを用いたデモンストレーションの実施、情報発信やゼミ・講義・講演等への活用などを予定しており、現在、実用化に向けた実証実験の企業パートナーを募集している。

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「ライブホログラム」とは?

「ライブホログラム」は、人や物などの3Dデータをリアルタイムに転送・復元し、ホログラム映像としで出現させることができる『ホログラフィックテレポーテーション技術』の課題とされている表示速度の遅さを、ワントゥーテンが持つ独自技術やノウハウを使ってクリアすることで、世界中のどこにでもリアルタイムで3Dデータの転送を可能にした同社独自のシステム。

マルチデバイスに対応しており、ユーザーは好きなデバイスで映像を楽しむことができるほか、HoloLensなどの複合現実ディスプレイと組み合わせることで、離れた場所にいても、同じ空間上でお互いが存在しているような体験が可能となっている。

今後は、音声データのリアルタイム配信技術を組み合わせることにより、離れた場所にいる人とも、対面と変わらないコミュニケーションが可能としている。

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「ライブホログラム」はメタバースやデジタルツイン上でも利用可能

ライブ撮影による3D映像をリアルタイムかつマルチプラットフォームに転送可能な「ライブホログラム」を発表【ワントゥーテン】
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「ライブホログラム」はエクササイズなどにも利用可能

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「ライブホログラム」は著名人のファンとの交流会などにも利用可能


「ライブホログラム」の問い合わせ先

現在ワントゥーテンでは、「ライブホログラム」実用化に向けた実証実験の企業パートナーを募集している。

◎問い合わせ先:
「ライブホログラム」担当
pr@1-10.com


東京大学大学院工学系研究科中尾研究室について

東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻 中尾彰宏教授の研究室。
コンピュータ ネットワーク、オペレーティング システム、ネットワーク セキュリティ、分散アプリケーションにまたがる、次世代のサイバーインフラストラクチャに関する研究を行っている。

> 東京大学大学院工学系研究科中尾研究室

■中尾彰宏教授プロフィール

” 1994年 東京大学大学院工学系研究科修士課程修了。同年4月 日本アイ・ビー・エム株式会社入社。その後、米プリンストン大学大学院コンピュータサイエンス学科にて修士・博士学位を取得。2005年 東京大学大学院情報学環助教授に就任し、2007年 准教授を経て、2014年から教授。2021年に東京大学大学院工学系研究科教授に移籍。東京大学 総長特任補佐、次世代サイバーインフラ連携研究機構・機構長を兼務する。学外では、学術連携会員、第5世代モバイル推進フォーラムネットワーク委員会の委員長、Beyond5G推進コンソーシアムの国際委員長も務める。 ”


会社概要

株式会社ワントゥーテン
> コーポレートサイト


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