運転するにあたり、みなさん必ず目的地や運転する目的があるかと思います。普段の生活なら、通勤やお買い物、家族の送り迎えなどが思い浮かぶでしょうか、道路はさまざまな目的をもってさまざまなところへ向かう車が行き来しています。そのなかで、お互いがルールを守りながら、安全に目的地まで向かうことが、運転の大まかな目的といえます。
そして、長距離のドライブでもみなさん何かしらの目的をもって運転をするはずです。なかには、あてもなく気が向く方面へ行くという方もいらっしゃるかもしれません。そのような時でも少なからずその方面へ行きたい理由というのは、どこかにあるはずです。
とはいえ、長距離ドライブはしたいんだけど、目的をなかなか決められない時もあります。これについては、普段あまりドライブをしない方で日本各地あらゆる選択肢があるなかで決めきれない方や、ドライブ好きの方でドライブに頻繁に出かけているため、行きたい候補がなくなっている方など、理由はさまざまあると思います。
私も、ドライブの目的をつくるのに苦労する時期がありました。そんな時は、ネットや本で調べたり友人からおすすめのスポットを聞いたりして行き先を決めていましたが、そのような経験を経てドライブの行き先に悩んだ時に、「行き先を決める基準」をいくつか知ることができました。
みなさんにドライブを満喫していただくために、私なりのドライブの行き先に悩んだ場合の決め方をいくつかお話しいたします。みなさんのドライブライフが充実する1つのヒントになれば幸いです。
目次
ドライブの目的地の決め方「行ってみたい観光地」
一番オーソドックスなドライブの行き先を決める方法に挙げられるのが、行ってみたい観光地を探して、その観光地を目的にドライブすることです。観光目的のドライブは、否が応でもテンションがあがります。
日本は各地にお城やお寺、神社などを始めとした歴史的建造物や、遊園地やアウトレットなど最近人気のレジャースポットまで、実にさまざまな観光地が存在します。さまざまな観光地がありますが、行き先は直感や心から行きたいところを選ぶのがいいでしょう。また、近郊にある複数の観光地を絡めるのもポイントです。観光地を何カ所かまわることにより、ドライブの価値があがります。
最近は、ネットやテレビの旅番組など観光地を紹介するメディアが増えてきました。普段から、なるべく情報を取り入れることを少し意識するだけでも行きたい観光地はみつかりやすくなります。観光地は場所によっては、曜日や時期で混雑している場合があります。観光地内部の混雑から駐車場の混雑まで、ある程度予測して行くとよりストレスが少なくドライブと観光を楽しめます。
ドライブの目的地の決め方「食べてみたいご当地グルメ」
こちらは私がよく使用する目的ですが、食べてみたいご当地グルメがある地域へドライブに行くという方法です。日本には、各地に独自の伝統料理やご当地グルメが存在します。
私もご当地グルメを目的に行く旅にハマってから感じていることですが、日本の食文化はすさまじく発達しており、地域ならではのグルメがあちらこちらにあり、しかもおいしいもので溢れています。本場でご当地のものをいただくと、本場まで来た実感を感じられ、ドライブの達成感を味わえるので、ドライブの目的としてはかなりおすすめの方法です。
ご当地グルメを目的にドライブする場合は、お目当てのご当地グルメのお店の営業時間や定休日をあらかじめ確認して、万が一お店がやっていないときに備えて、第3候補くらいまではリサーチしておくと、しっかりご当地グルメをいただくことができます。
ご当地グルメの探し方としては、ネットや本で調べるのも有効ですが、私はゲームソフトの「桃太郎電鉄」をプレイしながら、各地のご当地グルメを知って、実際に興味があるところへ行くようにしています。ぜひ参考にしてみてください。
ドライブの目的地の決め方「見たい景色・スポット」
道中や経由地・目的地ですばらしい絶景を眺めることができることもドライブの魅力です。そんな魅力を活かして、見たい景色や絶景スポットをお目当てにドライブするのも、おすすめの方法の1つです。
島国である日本は海に囲まれていることに加えて、森林や山も比較的多い地形、火山などによってできた湖もたくさんあり、とにかく自然景観が豊かな国です。一言で海といっても、太平洋と日本海では見え方が変わってきますし、同じ太平洋でも場所によって景色は全然変わってくるため、日本の至るところにすばらしい景色があります。
また、見たい景色が目的のドライブの場合、高速道路走行時やサービスエリアでも見られる可能性があるため、見たい景色を経由しながらのドライブということもできるのがポイントです。
私の場合は、割りと海を見に行ったら山を見に行きたくなり、山を見に行ったら海を見に行きたくなることが多いので、海方面と山方面へのドライブをバランスよくするようにしています。また、絶景スポットの情報が入って興味がわいてきたら、早めに行くように心がけています。
ドライブの目的地の決め方「日本特有の文化、温泉めぐり」
日本特有の文化といえばさまざまありますが、温泉もその1つです。しかも、日本人は古くから温泉が大好きで、日本各地に名湯とよばれる温泉地がたくさんあります。そんな温泉をめぐることも、ドライブの目的になります。日頃の疲れやストレスを癒やすことができる温泉の旅は、気分も体調もリフレッシュすることができ最高です。
しかも、温泉地は山奥に存在することが多いため、温泉地にたどり着くまで、先ほど紹介した景色を楽しみながらドライブができることも多いため、実は温泉地めぐりのためのドライブは、道中等の景色も楽しめてかなり満足度を得ることができます。
ただし、温泉に入ったあとは気持ちよくなっていて眠気が襲ってくることがあるため、気をつけて運転する必要があります。もし、眠気を感じたら無理せずサービスエリア・パーキングエリア、道の駅等の休憩施設で休むようにしましょう。温泉は、宿泊できる旅館のところもあれば、日帰り温泉用の施設を整えているところもあります。また、温泉地によって特徴が違うため、やはりあらかじめリサーチすることは肝心です。
ドライブの目的地の決め方「自分の趣味を楽しむ」
私が積極的に長距離ドライブをするようになった最大の理由にもなりますが、自分の趣味を楽しむためのドライブは、最高に楽しいですしドライブがどんどん好きになっていくので、かなり効果的です。趣味もさまざまありますが、アウトドアな趣味だと外に出て趣味を楽しむことになり、さらに遠出が必要なこともある趣味だと、趣味のために必然的にドライブをすることになるためおすすめです。
私のケースだと、野球やサッカー観戦が好きなので、観戦のために車で長距離ドライブすることもありますし、トレッキングも好きなため、山の登山口まで景色を楽しみながらドライブするのが定番です。自分の趣味も楽しめて、かつドライブも楽しめるので、まさに一石二鳥な方法といえます。
また、趣味のためにがんばって運転しようという前向きな気もちになるため、長距離ドライブのスキルが伸びやすいのもポイントです。
夏に楽しめるアクティビティ
・夏にオススメの遊びを探す:https://activityjapan.com/search/?searchSeason=summer/
ドライブの目的を組み合わせるとより楽しいドライブに
ドライブするための目的をいくつかお話ししてきましたが、これまで紹介した目的を組み合わせることも、よりドライブへの好奇心へとつながりドライブが楽しくなります。
たとえば、温泉地めぐりとご当地グルメを掛け合わせることや、観光地めぐりと趣味を掛け合わせるなどといったように、せっかくドライブで普段いかない土地にいくなら、できそうなことはなるべく体験する方が断然ワクワクしますし、充実するドライブになると思います。
また先ほどもちらっとお話ししたとおり、普段からドライブへ行くための情報をあらゆるところから収集することを努めるだけでも、選択肢が広がるため目的や行き先が決まらないということは少なくなります。あとは経験を重ねることによって、自分なりのドライブの行き先を決める方法がみつかってくるので、とにかく時間と費用が許すならどんどんドライブして経験を積むのも、決める幅が広がるのでおすすめです。
みなさんのドライブがよりよいものになるように、私もこれまでそしてこれからもさまざまな記事を書いて、みなさんのお役になればと思いますので、ぜひご参照いただければと思います。
■著者プロフィール、この著者のこれまでの記事はこちら