田植えをする俊野達彦キャプテンと古河ウェスリー選手
(画像=田植えをする俊野達彦キャプテンと古河ウェスリー選手)

ミツハシ(三橋美幸会長、山口大輔社長)が協力する「横濱武道舞(米)」が8月、横浜武道館で発売される。

施設を運営する横浜市スポーツ協会を中心に、ミツハシ・横浜農協らが連携して地域活性化を図るプロジェクトの一環だ。横浜農協管内の圃場で生産した令和4年産はるみをミツハシが精米し、販売価格は2合500円前後を予定。

さらに、横浜武道館をホームアリーナとするプロバスケットボールチーム「横浜エクセレンス」も加わって、食育などを推進する。6月12日には田植を行い、プロバスケットボールクラブ「横浜エクセレンス」の俊野達彦キャプテン、古河ウェスリー選手が参加した。

ミツハシの山邉恵一郎商品企画課長兼PR推進室長は「横浜を拠点とする企業・団体が力を合わせて横浜の農業・お米をPRする。新シーズンは横浜の農業の発展とともに、チームの成績を祈っている」と挨拶した。

俊野キャプテンは「実家が兼業農家で、幼少期には田植を手伝ったこともあり、懐かしかった。まっすぐ均等に植えるのが難しい。このような地域貢献を通じてバスケにも興味を持ってもらえれば嬉しい」と感想を述べた。さらに横濱武道舞(米)について、「試合会場で選手が作ったお米のおにぎりとして販売できればおもしろい。具材も含めて子どもの食育につながれば、やりがいがある」と意気込んだ。古河選手は「お米を作る大変さを改めて確認した。一粒も残せない。感謝しながらお米を食べたい。大学時代には1食で3合食べていた。身体を大きくするのにお米は助かる」とした。

田植をサポートした横浜農協販売部の小原修課長は「このような取り組みは横浜市米をPRできる場でありがたい。横浜のお米を広く知ってもらうことが我々の務めだ。おかげさまで新しい倉庫が完成し、はるみの特別栽培米への取り組みも開始した」と話した。

〈米麦日報2023年6月15日付〉