中京圏から自然と歴史が折り重なる神奈川県への犬連れバンライフ旅の軌跡。今回は先日公開した前編に続いて、「犬と巡る神奈川県バンライフ旅後編」をお話ししていきます。
まずは鶴岡八幡宮の周辺を散策
逗子のRVステーションを後にした私たちは、鎌倉を散策することに。あまり時間もなかったため、今回は鶴岡八幡宮前を散策することにしました。
江ノ電を見たりカフェに寄ったりしたかったのですが、海沿いで駐車場も少なかったため、余裕を持ったプランが立てられないと感じたからです。
目次
「小町通り」と鎌倉と言えばの「鳩サブレー」
旅で私たちが大切にしていることは、旅先の土地の名産やならではのお土産を買うこと。思い出の一つになり、家に戻ってからも楽しめます。鎌倉や湘南と言えばしらす丼が有名という印象ですが、私たちが今回の旅で立ち寄ったのは「豊島屋」さん。もちろんお目当ては、鳩サブレーです。
犬は店内に入れませんが、外には「鳩サブレー」っとダイナミックな看板があります。お菓子の鳩サブレーだけでなく、鳩のクリップやワッペンなどの小物も購入できるのがうれしい。
犬連れに優しい鎌倉の町
鶴岡八幡宮の若宮大路と呼ばれる山道を一本裏に入ると、そこは「小町通り」と呼ばれる歴史を感じる街並み。多くの店が立ち並び、食べ歩きを楽しむことができるそうです。最近はNHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の影響もあって、盛り上がりを見せているとか。
嬉しいことに犬連れOKのお店も多く、張り紙がなくても店先で「犬OKですか?」と確認すると、「いいですよー!」と言ってくれます。
犬連れでアクセサリーを作れるお店
小町通りにある色んな店を回りましたが、面白いなと思ったのがglanta(グレンタ)というアクセサアリー屋さん。
glantaさんでは、シルバーリングにロゴを打刻したり、レーザーで焼き入れたりしてオリジナルアクセサリーを作成することができます。
早速私たちもリングを作ってもらうことに。
結婚以来指輪なんて買ったことがなかったのですが、やはり嬉しいものですよね。
glantaさんも犬を抱っこして入店可能でしたので、こごみも入店させていもらいました。まさか犬連れでアクセサリーを作れるなんて思ってもいなかったのでラッキーでした。
刻印した文字は、こごみを意味する「553」。ええ、親バカです!
R134と西湘バイパスを通って西へ
半日ほど小町通りを散策し、その後は国道134号を走り、西へ。交通量は多いものの、海沿いを走れて、時々旧車が走っていたり、レトロな雰囲気のあるドライブインがあったりと、ドライブを楽しむことができます。
134号には、江ノ電の線路に沿っている場所があり、、
その区間でちょうど江ノ電と並走することができました。
134号を過ぎ、今度は西湘バイパスへ。ここまでくると交通量が随分と減り、のんびり気持ちよくドライブすることができます。
左側には太平洋が広がり、どこを切り取っても青色! サイドミラーにもきれいな海が広がります。
湯河原で愛犬と一緒に初グランピング
湯河原まで走り、2日目の宿泊地に到着です。
今回の宿泊地はThe base glamping 湯河原(ザ・ベース・グランピング・ユガワラ)さんです。ここは温泉地にあるグランピング施設で、部屋によっては犬と一緒にグランピングを楽しむことができます。しかもさすが温泉地だけあり、源泉かけ流しの温泉にも入り放題なんです。
犬連れバンライフが中心の私たちも、2年に1回くらいは犬と泊まれる宿を利用しますが、グランピング施設に泊まるのは初めてです。
私たちが利用したのは、自分の車も敷地内に駐車出来て、愛犬と一緒に泊まれるこちらの部屋「ドッグスイートベース」です。ドッグランと温泉が個別についているベースで、ウッドデッキで焚き火やBBQを楽しめます。室内から愛車の78プラドを眺められるのもクルマ好きとしてポイントが高いですw
犬用の露天風呂まで完備されていて、しかも犬用の温泉も源泉かけ流しです! 早速こごみも入浴。めっちゃ気持ちよさそうです♪ どうぞこごみの入浴シーンをお楽しみくださいw
手ぶらで手軽なBBQセットに舌鼓
さすがグランピングだけあり、セットの食材も用意されています。海のある神奈川県ならではで海鮮が豊富。サザエやアワビはもちろん、我が家で日頃食べている肉の10倍はあろうという厚さのお肉まで!
早速ウッドデッキにある焚き火台で火をおこし、BBQを楽しみます。食器やスキレットもすべてそろっているため、お手軽過ぎる!
食材を追加したい場合には、食材マルシェもあります。新鮮な野菜などが並んでおり、どれも食べ放題! ビールサーバーまでついていてビールも飲み放題です。
(僕はあまりお酒を飲めない人ですが…)お酒好きにもたまらないサービスとなっていました。
食後には、私たちもアツアツの温泉にゆっくり浸かり、旅の疲れを癒しました。湯河原の温泉は、弱アルカリ性の泉質で、美肌成分をしっかりと含んだ温泉とのこと。入湯後はまるで絹のようになめらかな肌触りに仕上がることから「キヌノユ」と名付けられているそうです。
温泉に入った後は私たち夫婦はもちろん、こごみの毛質もかなりすべすべつやつやになりました!
ドッグスイートベースは、室内では犬専用ゲージ内で過ごすことになります。バンライフ旅ではいつも一緒に寝ているのですが、この日ばかりは別々で寝ます。
むしろこごみが一人でゆっくり寝られてうれしそうに感じるのは私だけでしょうか…。愛犬と一緒に利用される方は、いつも使っているベッドなどを持っていくと愛犬もリラックスして眠れると思います。
チェックアウト後は熱海へ
朝食の食材もすべて用意されています。本当に手ぶらで楽しめる施設なんです。
チワワは寒がりな犬種で、2月の朝は肌寒く、グランピングが楽しめるか心配でしたが、焚き火があるから安心でした。こごみは冬になるとあまり外に出たがらないのですが、焚き火があったのでこの通り。
The base glamping 湯河原さんでは、11時チェックアウトとなっているので、朝もしっかり焚き火を楽しんだり、78プラドをバックに家族写真を撮れたり、ゆっくりと楽しむことができました。
2日目の宿泊地を後にした私たちは、熱海を経由して帰ることに。熱海では犬連れでいける施設「熱海城」「熱海トリックアート迷宮館」に寄りました。
この2つの施設は犬連れで入ることができます。ぜひ犬と一緒に遊びに行ってみてください。
普段と違うクルマ旅を楽しめた「犬と巡る神奈川バンライフ旅」
前編・後編の2回に分けて、中部圏から行く「犬と巡る神奈川バンライフ旅」をお話ししました。いかがでしたか?
中京圏から遠いようで近い神奈川県、自然と歴史、温泉と美味しいものが交わる、犬にとてもやさしい場所でした。犬連れで行くバンライフにもちょうど良い距離ですし、RVステーションやグランピングも掛け合わせることで、いつもと違った旅をすることができます。
ぜひ皆さんも、お気に入りの車と大切な家族と一緒に、神奈川県へのクルマ旅に出かけてみてはいかがでしょう。