簡単解説!マイクロソフトがウェブブラウザへの仮想通貨ウォレットのテスト導入を開始

目次

  1. デジタル資産を個人で管理できる「ノンカストディアルウォレット」
  2. 仮想通貨取引所や電子決済サービスに手軽に接続可能か
  3. あらゆるNFTマーケットプレイスに対応か
  4. マイクロソフトのWeb3プロジェクト

デジタル資産を個人で管理できる「ノンカストディアルウォレット」

簡単解説!マイクロソフトがウェブブラウザへの仮想通貨ウォレットのテスト導入を開始

引用:Albacore Twitter

ソフトウェアに関する記録を行っているというAlbacore(アルバコア)氏は、自身のTwitterにてMicrosoft Edgeでテスト導入されている仮想通貨ウォレットのユーザーインターフェース(UI)のスクリーンショットを公開しています。

Albacoreによるツイート:

このウォレットは、ユーザーがデジタル資産を安全に保有や管理できる分散型アプリケーション、DApps(ダップス)と関わっている「ノンカストディアル(非保護型)ウォレット」であるようです。

これは、「このウォレットを使えば、サードパーティの管理者会社を必要とせずに自分のデジタル資産を完全に個人で管理することができる」ということを意味しています。

また、ウォレット自体はすでにMicrosoft Edgeにテスト導入されていますが、まだユーザーはアクセスできないとのことです。

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仮想通貨取引所や電子決済サービスに手軽に接続可能か

簡単解説!マイクロソフトがウェブブラウザへの仮想通貨ウォレットのテスト導入を開始

引用:Albacore Twitter

ユーザーは、マイクロソフトの仮想通貨ウォレットを使えば、仮想通貨取引所であるCoinbase(コインベース)と電子決済サービスのMoonPay(ムーンペイ)に手軽にアクセスできるようになる可能性があります。

Coinbaseは、世界中で最も人気があって使いやすい仮想通貨取引所の1つとして有名であり、安心安全のセキュリティ対策がされている点で、初心者にとっても利用しやすい取引所となっています。

今回のテスト導入の動きは、マイクロソフトとCoinbaseの提携を示唆しているのではないかとも言われています。

また、アルバコア氏は、マイクロソフトのEdgeチームは、想像し得るあらゆるものの試行錯誤を繰り返し、何が有効かを考え抜くことに貪欲である、といったことを述べています。

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あらゆるNFTマーケットプレイスに対応か

簡単解説!マイクロソフトがウェブブラウザへの仮想通貨ウォレットのテスト導入を開始

引用:Albacore Twitter

ウォレットは、NFTを安全に管理し、NFTマーケットプレイスで取引する際に必要であるため、NFTを利用する上で欠かせない存在です。

Microsoft Edgeにも、「さまざまなマーケットプレイスを閲覧して最初のNFTを見つけよう」というページが用意されていることから、あらゆるNFTマーケットプレイスでの取引に対応していくことが考えられます。

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マイクロソフトのWeb3プロジェクト

最近では、マイクロソフトは不況の影響を受けたことで、社内のメタバース関連プロジェクトを一時的にストップし、他の取り組みに注力することにしたと発表していました。

これにより、およそ100人の従業員が解雇されました。

このような背景がありましたが、今回このようにウォレットのテスト導入をし、Web3機能をユーザーに提供する計画を立てていることから、ブロックチェーンプロジェクトにまだ取り組んでいることがうかがえます。

マイクロソフトの今後や最新のWeb3開発に期待です。

Microsoft Edge公式サイト:https://www.microsoft.com/en-us/edge?exp=e513&form=MA13FJ

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元記事:https://nftnewstoday.com/2023/03/19/microsoft-tests-web3-wallet-integration-in-edge-browser/