500社以上のクライアントの労務管理を行い、
年間の相談件数は約7,000件にものぼる、大槻経営労務管理事務所。
2022年5月に代表の大槻氏が、「働きやすい環境」の実現に向けて
企業が行うべきことを凝縮した書籍、
『働きやすさこそ最強の成長戦略である』(青春出版社)を発売。
この書籍には、労務トラブルの内容だけでなく、
大槻氏があらゆる規模・業種の経営者、人事担当者の悩みを解決してきた視点から、
職場環境の改善に向けたテクニックが書かれています。
真の働き方改革で、社員と会社の成長を実現
本書では、大槻氏が約20年間培ってきた経験をもとに、
企業の働き方改革に必要なノウハウを紹介。
「働き方について顧問先から相談を受けたけれど、どう答えていいかわからない」
といった経験のある先生をはじめ、
すでに人事労務のコンサルティングに取り組まれている先生にも、
参考になる内容が数多く盛り込まれています。
大槻氏は本書で、「働き方改革」は
「社員が離職せず能力を発揮し、会社も成長できる仕組みづくり」だと述べています。
これは、クライアント企業の課題解決から得た知見だけではなく、
大槻氏が事務所経営で感じてきたことでもあり、自身の経験をこう語っています。
「弊所は、現在よりも規模が小さいとき、職員が毎日残業をしたり、
年功序列型の評価制度が定着していたり、
個人の能力が発揮できないケースがありました。
しかし、そのような働き方を変えていくために、経営理念を一から立て直しました。
業務の効率化や評価制度の改善なども行ったことで、
職員が本当に働きやすいと感じ、定着する環境を実現することができています。
その結果、事務所の売上や規模の拡大にもつながっています」。
また本書では、働き方を改善し会社を成長させるための方法を具体的に紹介。
「本当に企業で実現できる働き方なのか」
「どのように解決したら従業員が幸せになれるのか」
などの視点から、働きやすさの本質を理解することができます。
さらに、労働基準法やハラスメントといった従来から
聞き馴染みのある課題をはじめ、テレワークや、
社内フリーランス、副業、ジョブ型雇用などの、
近年注目されている新しい雇用形態についても紹介しています。
業界や会社の規模を問わず、社員の働き方を豊かにし、
会社の成長を実現するための指南書として、活用できる一冊です。
『働きやすさこそ最強の成長戦略である』
社員の幸福度と会社の業績が好循環でまわる秘密
- 単行本:224ページ
- 出版社:青春出版社
- 発行日:2022年5月3日
- プロフィール
代表社員社会保険労務士
1994年、社会保険労務士法人大槻経営労務管理事務所入所し、2016年に代表社員に就任。
傾聴アソシエ、採用定着士などの資格も保持し、労務トラブルの解決や採用、評価制度、
経営支援など、企業の労務全般をサポート。