トランコム株式会社(9058)は、連結子会社のトランコムITS(愛知県名古屋市)が、外販事業をアクセンチュア株式会社(東京都港区)に譲渡することを決定した。
トランコムITSの完全子会社として新たに設立された会社に対して、外販事業を吸収分割の方法で承継させた上で、当該新会社の全株式をアクセンチュアに譲渡する。
トランコムは、物流センター構築運営サービス、輸送マッチング・配送サービス、生産請負・人材派遣サービスを展開している。
トランコムITSは、コンサルティングサービス、インフラ適用サービスシステム設計開発および運用保守サービスなど事業を展開。製造、情報通信などの外部顧客向けシステムインテグレーション事業(SI事業)を行っている。
アクセンチュアは、総合コンサルティング会社。ストラテジー&コンサルティング、インタラクティブ、テクノロジー、オペレーションズの4つの領域で幅広いサービスとソリューションを提供している。
物流DXにおいてIT技術を活用したサプライチェーン改革が求められている背景を元に、トランコムITSがアクセンチュアの一員として新たな技術や機会を獲得し、その専門性を高めていくことが最善であると判断し本決定に至る。
今後、トランコムとアクセンチュアは、新たなものづくりの構築およびそれを支える物流DXの実現に向けた共同ソリューション開発や、新たなDXソリューション構築にかかる協業を推進していく。
・今後のスケジュール
株式譲渡実行日 2022年7月1日
(提供:日本M&Aセンター)