死んだ動物をホルマリン漬けにしたセンセーショナルな作品が有名なイギリスを代表するアーティストの一人、ダミアン・ハースト。自身の作品を自らオークションに出品したり、話題のNFT作品をいち早く制作したりなど、新しいことに果敢にチャレンジしている。前回のKAWS編に続き、今回はそんなハーストのインタビューから人生に役立てられそうなヒントになる言葉を全3回にわたって紹介。
(画像=ダミアン・ハースト)
変化することは恐れなくていい！
動物をホルマリン漬けにした作品シリーズや全て違う色のドットで描く「スポット・ペインティング」シリーズ、薬局や薬をテーマにした「医薬品」シリーズなど、多くの作品シリーズを制作しているハースト。あるキュレーターは、ハーストのことを「パブロ・ピカソのような時代性がある」とも評している。「なぜ、こだわりを持ってシリーズを作った後に中断して、全く違うことをするのか？」というインタビュアーからの質問に、ハーストはシンプルに答えた。
世界は常に変化しています。今日の世界を表すアートを作っても、明日の世界を表すアートにはなりません。あなたも変わらなければならない。ただ変化し続けるのです。
変化することを好む人もいれば、好まない人もいる。もしかしたら後者の方が多いのかもしれない。もし、変化することに対して少し恐怖感を感じるのであれば、それはきっと取り越し苦労だ。だって世界が変わっているのだから、人も変わって当然。それは自分だけではなく、周りの人だって同じだ。変化することを恐れずに、世界と一緒に前へ進もう！
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文：ANDART編集部
