三井化学、日本エム・ディ・エムと資本業務提携へ
(画像=Ded Pixto/stock.adobe.com)

三井化学株式会社(4183)は、株式会社日本エム・ディ・エム(7600、日本MDM)との間で資本および業務提携契約を締結するとともに、同社の筆頭株主である日本特殊陶業株式会社(5334)が保有する日本MDMの全株式を取得することで合意した。
取得価額は、普通株式17,418百万円。

【化学製品製造(製薬・トイレタリー除く)業界のM&A】

三井化学は、モビリティ事業、ヘルスケア事業、フード&パッケージング事業、基盤素材事業を展開している。

日本特殊陶業は、スパークプラグおよび内燃機関用関連品、ニューセラミックおよびその応用商品の製造・販売事業を行っている。

日本MDMは、医療機器の輸入販売医療機器の開発製造、全国主要病院および医師への医療商品の紹介を事業都市、主に整形外科用の医療機器を製造販売を行っている。

本提携により、三井化学は、ヘルスケア分野における開発および製造機能を有効活用し、日本MDMとシナジー効果創出を目指すとともに、事業開発および海外事業拡大を促進させる。
また、日本MDMグループが有する医療機器分野における薬事・開発および販売ネットワークを有効活用する。
日本特殊陶業は、資本効率向上と新たな収益の柱となる新規事業発掘の活発化を目指す。

・今後のスケジュール
本提携契約解消日 2022年1月7日
株式譲渡日 2022年1月7日
(提供:日本M&Aセンター

無料会員登録はこちら