ソニーグループ,米国子会社,一部事業譲渡
(画像=sarawut/stock.adobe.com)

ソニーグループ株式会社(6758)の完全子会社であるSony Pictures Entertainment Inc.(東京都港区、SPE)およびScopely, Inc.(アメリカ・カリフォルニア州、Scopely)は、ScopelyがSPEの完全子会社であるGame Show Network, LLC(アメリカ・カリフォルニア州、GSN)の一部門であるGSN Gamesを買収することに合意した。
本取引の対価は、約1,100億円。

ソニーグループは、ゲーム&ネットワークサービス、音楽、映画、エレクトロニクス・プロダクツ&ソリューション、イメージング&センシング・ソリューション、金融およびその他事業を展開している。

完全子会社SPEは、映画、ビデオソフト、テレビ番組、音声・映像のソフトウェアなどの企画・制作・販売・輸出入・賃貸および放送・上映・配給および放送事業を行っている。

SPEの完全子会社のGSNは、マルチメディアを利用したゲームショーエンタテインメントを展開、オリジナルゲームやクラシックゲームおよびこれらに関するテレビ番組を提供している。

GSN Gamesは、「Solitaire TriPeaks」や「Bingo Bash」など、無料で楽しめるモバイルおよびオンラインゲームのポートフォリオを運営している。

Scopelyは、モバイルを中心としたゲームを提供する最大規模の非公開会社。

SPEは今後、Scopelyの少数株主持分を取得し、成長が期待される同社およびモバイルゲーム業界からの便益を享受する機会を得る。

本件により、ソニーグループおよびSPEは、Scopelyの事業を補完するゲームのポートフォリオが追加されるだけでなく、GSN Gamesのゲーム制作チームが、Scopelyのエコシステムに加わることから、世界中で何百万人ものプレイヤーを魅了し続けているGSN Gamesのゲームのさらなる成長を図る。
(提供:日本M&Aセンター

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