脂肪を食べてみるみる腹が凹む究極の食事術
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(本記事は、マーク・ハイマン氏の著書『アメリカの名医が教える 内臓脂肪が落ちる究極の食事』= SBクリエイティブ、2020年6月20日刊=の中から一部を抜粋・編集しています)

若々しい脳をつくる

低脂質食は認知症に関係があるとされ、脂質の多い食事はそれを予防することがわかってきた。実際に、優れたアルツハイマー病研究者が、認知症の治療を目的とするきわめて高脂質の食事(ケトン食)の研究に取り組んでいる。

バック老化研究所(Buck Institute for Research on Aging)のデール・ブレデセン博士は、「Reversal of Cognitive Decline: A Novel Therapeutic Program(認知機能低下の改善:新たな治療プログラム4)」という論文で、徹底的な低炭水化物・低GI・低穀類・高脂質の食事によって、患者の認知症が実際に改善したケーススタディー10件のレビューを行っている。これは画期的な成果である。過去数十年にわたって、認知症の薬剤治療について20億ドル相当の研究と243本の研究報告が行われてきたが、このレベルの成功を示したものは皆無だった。実際、それらの研究で効果が見られたのは1件のみであり、その唯一の例外も効果がきわめて小さかった。

デイビッド・パールマター博士も、革新的な著書『いつものパンがあなたを殺す:脳を一生、老化させない食事』において、脳内の脂質の役割について述べている。数多くの研究で、炭水化物が脳を老化させ、脂質がそれを予防することがわかっている。実際、インスリン抵抗性が脳の損傷をもたらすため、今ではアルツハイマー病を3型糖尿病と呼ぶ人もいる。

メイヨー・クリニックの研究によって、炭水化物を山のように食べる人は、軽度認知障害として知られる認知症予備群になるリスクが4倍高いことが判明した。同研究では、健康に最も良い脂質を摂る人が初期認知症になるリスクは44%低く、良質のタンパク質を鶏肉、牛肉や羊肉、魚から摂取する人が初期認知症になるリスクは21%低いことも示されている5

65歳以上の8000人以上を対象とした別の研究では、4年間に280人が認知症を発症した。研究者は被験者の食事を調査し、脳の健康に良いオメガ3脂肪酸の摂取が最も少ない人の認知症リスクは37%高いことを突き止めた6魚を最もよく食べる人が認知症になるリスクは44%低く、オリーブオイル、クルミ、フラックスシード(亜麻の種)の摂取が一番多い人の場合、認知症になるリスクは60%少なかった。しかし、オメガ6脂肪酸の摂取が最も多い人では、認知症のリスクが2倍に上昇した。

メンタルにも好影響

あなたの脳の60%は脂質で、その大半はオメガ3脂肪酸とコレステロールでできている。あなたが低脂質の食事をとると、脳を飢えさせていることになる。

脂質は脳に不可欠だ。食事の脂質不足は、神経変性疾患、うつ病7や自殺や攻撃行動8などの精神障害、注意欠陥障害(ADHD9)や自閉症10、脳卒中、さらにトラウマ11と関係があるとされている。

その一方で、食事をオメガ3などの良質の脂質で補うと、これらすべての条件の改善に結びつく。オメガ3脂肪酸は有益な遺伝子発現を刺激して脳細胞の活動を活発化し、脳細胞間の結合を強めて、新たな脳細胞の形成(ニューロン新生)さえ促すのだ。それによって脳の炎症を減らし、認知機能を改善する。うつ病、さらには脳損傷の回復にも効果がある12。きわめて高脂質のケトン食はてんかんの治療に用いられ13、近年はALS(筋委縮性側索硬化症14)など、脳腫瘍15も含む神経学的疾患の治療に用いられている。

要するに、脂質は脳に良いのである!

自己免疫疾患を抑制する

オメガ6精製植物油のような悪い脂質は炎症を引き起こすが、良い脂質は炎症を抑制する。オメガ3脂肪酸は、炎症と自己免疫疾患の治療法として幅広く研究されてきた。それにより炎症経路が変化し、抗炎症機能のある遺伝子の発現が強化されるのだ。

これまでに行われた数多くの研究で、関節リュウマチ、クローン病、潰瘍性結腸炎、乾癬、エリテマトーデス、多発性硬化症、片頭痛などの炎症や自己免疫疾患に対する、魚油補給のメリットが評価されてきた。これらの研究により、疾患の活動性が抑制されて抗炎症薬の必要性が減るなど、大きな効果のあることが判明した16。私は、自分の患者に、グリセミック指数が低く抗炎症作用のある高脂質食で、しかもグルテンや乳成分を含まない食事をとってもらい、それを魚油のサプリで補うと、患者の自己免疫疾患に劇的な効果があることに気が付いた。

自己免疫疾患に対するガンマリノレン酸(GLA)の効果はよく研究されており、有効であることがわかっている17。これは月見草油やボラージオイル(ルリジサ油)に含まれていて、人の体内でも合成されるが、病気の状態だと十分ではないことが多い。私は多くの自己免疫疾患患者の治療で、ガンマリノレン酸を食事や他の治療法と組み合わせて使い、効果を上げている。

驚きの美容効果

調教師はどうやって競走馬を美しい輝く皮膚の持ち主にしているか、考えたことがあるだろうか?

彼らは馬にオメガ3脂肪酸が豊富なフラックスシード(亜麻の種)を与えているのだ。食事に含まれる、魚や植物由来のオメガ3脂肪酸の欠乏は、重大な健康問題を引き起こすことがある。多くの人はクリーム、ローション、ドライスキンの薬をたっぷり塗り、頭髪を蘇らせようとあらゆる種類の頭髪化粧品をつけ、爪を強くしようとネイル製品を使うが、私たちの外面の問題のほとんどは内部から発生している。オメガ3の不足は皮膚の乾燥、かゆみ、かさかさ、変色の原因となる。それはまた上腕後部に荒れてぶつぶつした鳥肌を起こすこともある。さあ自分をチェックしよう!

指先にひび割れがあるかもしれない。髪の毛が乾いて固くもつれてはいないか。ふけが出て髪が薄くなっているのでは。爪の成長が遅い、あるいは脆くなって剥がれている心配もある。オメガ3脂肪酸はこうした問題をすべて解決してくれる。皮膚に本当に問題があるような人は、フラックスオイル(亜麻油)やボラージオイル(ルリジサ油)を組み合わせて使えば、驚くような結果を得ることができる。

セクシーになる

人の性ホルモンは体内のコレステロールから作られると聞いたら、あなたは驚くかもしれない。アメリカ人は、1年に1人当たり平均66キロの小麦粉と69キロの糖類を食べている。それがインスリンを急上昇させ、おなか周りの内臓脂肪を蓄積させ、男性のエストロゲンを増やし(腹部脂肪細胞はエストロゲンを多く作る)、テストステロンの値を急降下させる。このために性欲の減退、性的機能不全、筋力低下、体毛の喪失、女性化乳房症が引き起こされる。多くの男性は、炭水化物をやめて脂質摂取を増やすことにより、テストステロン置換法に訴えることなく問題を解決できる。

低脂質食を続けると、女性は生理が止まる、あるいは不規則で重くなる、さらに不妊になる可能性がある。低脂質食は内臓脂肪を増やし、テストステロンを上昇させ、にきび、顔のひげ、頭髪の喪失を引き起こすことがある。一方、高脂質・低炭水化物の食事はそれらをすべて逆転させることができる。

がんにならない

脂質とがんの関連性を心配する必要があるのか、少し検討してみよう。この時点では多分あなたを驚かせるような話ではないが、相矛盾する証拠がある。研究によって、脂質とがんの間に関連性はないことを示すものもあれば、関係があるかもしれないとするものもあり、一方で、脂質はがんを予防するかもしれないというものもある。その上、がん細胞は脂質ではなく糖質を吸収して増殖するので、がん細胞を餓死させるためにきわめて高脂質のケトン食を用いる研究もある。結局、どういうことなのだろうか?

正直なところ、脂質とがんの関連性を理解するのは難しい。問題は、これまで説明したように、栄養研究がまだ不十分な段階にあることだ。大規模集団研究では食物頻度のアンケートで食事を評価しており(それは非常に正確な調査というわけではない。毎週毎週食べたものを本当に覚えているだろうか?)、また関連しそうな他の要因も多いため、明確な結論を下すのが難しい。それが、集団研究では因果関係を証明できない理由である。たとえば、いくつかの研究で、飽和脂肪酸をたくさん摂った人はがんのリスクが高いとわかったとしよう。しかし、その原因は飽和脂肪酸なのだろうか、それとも飽和脂肪酸を食べる人の全体的な食事や生活習慣(あまり運動しない、喫煙が多い、精製食品と加工食品の摂取が多い、揚げ物が多い、野菜と果物が少ない、体重が重い)なのだろうか?

それはまったく飽和脂肪のためではないかもしれない。

たとえば、多くの大規模集団研究で飽和脂肪酸摂取の増加は乳がんに関係していることが示されたが、真の因果関係を評価するために大規模ランダム化比較試験を実施したところ、食事中の脂質と乳がんの間には何の関係も見つからなかった18

集団研究にはまた、相矛盾する結果を示すものもある。ある研究では、脂質摂取の増加またはある種の脂質ががんの原因とされるが、それとは正反対の結果を示すものもある19 。大規模レビューでは、脂質とがんの間に整合性のある関係をなかなか見いだせない20。そんなわけで私は、基礎生物学と(この場合は)がん生物学の知識を組み合わせた実験と基礎科学のほうを信頼している。データはまだ増え続けており、すべてが解明されたわけではない。自然食品と良い脂質を基本とする賢明なアプローチを私が提唱するのは、そのためである。

がんについて私たちが理解しているのは次のようなことだ。それは外界からの刺激(毒素、喫煙など)、食事、ストレスの結果として生じる複雑な病気である。また確実にわかっていることもある。インスリン抵抗性あるいは糖尿病予備群、2型糖尿病は、一般的な多くのがん(前立腺、乳房、結腸、膵臓、肝臓など)のリスクを飛躍的に高めることだ。私たちはまた、炎症ががんのリスクを大きくすることも認識している。野菜と果物に強力な抗がん成分が含まれていることについては皆が同じ意見である。中国のある研究は、尿に含まれるブロッコリーやアブラナ科野菜の代謝生成物を測定し、これらの化合物の量が最も多い人は、がんのリスクが最も低いことを発見した21。他の研究には、ある種の食品と特定のがん、たとえば乳製品と前立腺がんを強く関連づけるものもある22

しかし、いくつかの脂質―EPAとDHAのような重要なオメガ3脂肪酸―は体に良く、私たちの生体機能に必須の要素であるため、ほぼすべての健康問題に効果があるように見える。多くの研究で、オメガ3脂肪酸には抗がん特性があることがわかっている23。炎症を減らし、インスリン抵抗性を改善し、さらにその他の細胞の仕組みを通して、結腸がん24、乳がん25、前立腺がん26におけるがんの経路を阻止するのだ。数多くの研究で、植物油由来のオメガ6不飽和脂肪酸を多く含む食品があると、オメガ3脂肪酸は能力を発揮できないことがわかっている。実際、ケトン食、つまりきわめて高脂質の食事(60から70%が脂質)を使ってがんを治療する研究が現在盛んに行われており27、脳腫瘍や結腸がんがそれに含まれている28。高脂質のケトン食はがん細胞に対して毒性があり、患者の延命に効果があるように思える。

ひとつの食品が心臓に良く、もうひとつはがんを予防し、また別のものが認知症を防止し、さらに別のひとつは糖尿病を予防するとは考えられない。私の考えでは、人はそれよりもっと知的に造られており、自然や人間の仕組みはもっと的確に構築されている。人類にとって合理的な1組の原則がなければならない。残念ながら、栄養学はまだ嘆かわしい状況にあるため、私たちは話をつなぎ合わせて全貌を明らかにする必要がある。

栄養学の問題点の一部は、個々の栄養素を抽出してそれを食事のパターン全体から切り離すやり方で結論を出そうとすることだ。私たちは、最近の研究が扱っているような個々の栄養素や何種類かの脂質ではなく、本物の自然食を摂って進化してきた。リスクもあるかもしれないが、私は、科学と分子生物学および生理学の最新の知識から情報を得つつ、自然食を食べて、食への漸進的アプローチを行うことが最も理にかなうと考えている。

さてこれで、脂質に関する研究、事実、数字をすべて伝えた。あなたには私と同じように、低脂質の時代に別れを告げるべきだと納得してほしい。その上で、健康に良い脂質の摂取が、減量、病気の予防、活力回復、そして何よりも好物をたっぷりと楽しむカギであることを確信してほしい!

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アメリカの名医が教える 内臓脂肪が落ちる究極の食事
マーク・ハイマン(著者)
医学博士。9度にわたって『ニューヨーク・タイムズ』紙のナンバーワン・ベストセラー作家となり、専門分野で国際的に認められたリーダー、演説家、教育者、提唱者でもある。また、クリーブランド・クリニックのプリツカー財団機能性医学委員⾧、クリーブランド・クリニック機能性医学センター所⾧、ウルトラウェルネス・センターの創設者兼ディレクターであり、インスティテュート・フォー・ファンクショナル・メディスンの理事⾧、ハフィントンポストの医学編集者を務めている。
金森 重樹(監訳)
1970年生まれ。東大法学部卒業後、フリーター時代に1億円超の借金をつくる。不動産会社に就職後、29歳で行政書士として脱サラ。現在は不動産、建築、介護事業など年商100億円の企業グループオーナー、ビジネスプロデューサー。20代のころから恒常的に体重が90キロ近くある肥満体型だったが、高脂質・断糖食ダイエットを実践した結果、2カ月で58キロまで減量することに成功。現在はツイッターを中心に、高脂質・断糖食ダイエットの普及活動に取り組んでいる。主な著作に『自分の小さな「箱」から脱出する方法』(監訳)、『完全ガイド 100%得をする「ふるさと納税」生活』など。

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